AKB48、60作目のシングル『久しぶりのリップグロス』 のリリースを記念して、タワーレコードではフリーマガジン〈別冊TOWER PLUS+〉を発行! ここではその中面に掲載されたインタビューを掲載いたします。別冊TOWER PLUS+は、タワーレコード全店にて配布中です!
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AKB48の60枚目となるシングル“久しぶりのリップグロス”が完成! “根も葉もRumor”“元カレです”とダンス主体の楽曲が続いていたAKB48ですが、今回は王道のアイドルソング。というわけで、早くもファンの間では〈初期のAKB48を思い出さずにはいられない名曲!〉との声があがっています。グループにとっては初の試みとなる縦型のミュージックビデオも話題のこの曲について、初のセンターを務めた千葉恵里、本田仁美、村山彩希、柏木由紀、向井地美音、佐藤綺星、茂木忍にインタビューしました!
――茂木さんはAKB48に加入して11年目にして初選抜なんですね。
茂木忍「最近はYouTube〈ゆうなぁもぎおんチャンネル〉の影響もあって、ファンの方からの熱を感じていたので、もしかしたらという期待も持ちつつ、不安な気持ちもありました。でも選んでいただいて、ファンの方にもいい報告ができたし、〈AKB48を続けてきてよかったな〉と思いました」
向井地美音「(茂木と)仲良くなってから7~8年くらい経つと思うんですけど、彼女の可愛いらしいところやおもしろいところを、いろいろな方に知ってほしいと思っていたんです。11年目で選ばれるというのはすごくAKB48らしいというか、努力が報われるのは素敵だなって思いました」
村山彩希「茂木さんと私は同期で、チームは違うんですけど、いつか一緒に選抜になりたいと思っていたのですごく嬉しかったです。後輩に希望を与えられる存在だと思います。みんなが茂木さんの背中を見てもっとがんばろうと思ってくれたらいいなって」
――佐藤さんも初の選抜入り。AKB48に入ってわずか4か月ながら大抜擢されましたね。
佐藤綺星「劇場公演に出演することをめざしてがんばっていたんですけど、そういう姿をスタッフさんたちが見て、選んでいただけたと思うのですごく嬉しいです。AKB48にとって少しでもプラスの存在になれるようにと思って、毎日緊張しながらがんばっています」
――今回の“久しぶりのリップグロス”は〈ザ・アイドルソング〉といった曲になりましたね。
千葉恵里「私がセンターだと告げられたときは、ダンス曲では絶対ない!と思ったんです(笑)。でも、今回も踊れる曲で驚きました」
――千葉さんといえばツインテールがトレードマークですよね。新鮮に感じました。
千葉「AKB48のツインテールといえばまゆゆさん(渡辺麻友)ですよね。私は名前を覚えてもらうためにツインテールにしているので、いつツインテールを卒業できるかな?と考えています(笑)」
――もうやめようと思っているんですか(笑)。ほかのみなさんは“久しぶりのリップグロス”を聴いたときの印象は?
柏木由紀「本当の意味でAKB48らしい曲を久しぶりに歌っている感じがします。それこそ私は“ポニーテールとシュシュ”とか“Everyday、カチューシャ”といった曲の時代からいるので本当に懐かしい気持ち。でもメンバーの顔ぶれは変わっていて、いまのAKB48であの頃のAKB48らしさをアップデートしながら、みなさまにお届けできるというのがすごくいいなって」
向井地「2、3年くらい前は〈昔のAKB48をどうやって超えられるんだろう〉ともがいていた感じもあったんですが、“根も葉もRumor”くらいからみんなで一致致団結して一つのものを作っていく感じになり、それが私たちの自信に繋がりました。青春感だったり、ダンスをがんばったりというのがいまのAKB48にすごく合っていると思います。メンバー間の絆が強いのがいまのAKB48らしさなんじゃないかな」
――縦型映像のMVも話題ですが、ペアになって撮影しているところも魅力的だと感じました。
本田仁美「私は小田えりなちゃんとペアだったんですけど、撮影順が最初で朝の9時からソフトクリームを食べました(笑)。メンバーの仲の良さが全編にわたって観られるMVになっています」
柏木「私は岡部麟ちゃんとのペアで、本当は車を運転するシーンがあったんですよ。ペーパードライバーなのですごく緊張していたんですけど、雨で運転が中止になり、買い物のシーンに変更になったんです。その開放感からサングラスをかけたりと調子に乗っています(笑)」
茂木「私は美音ちゃんと一緒だったんですけど、普段から美音ちゃんのファンに〈茂木さんが撮る美音ちゃんがいちばんかわいい〉と言われているんですよ。今回も美音ちゃんのファンが喜んでくれているみたいで、かわいい美音ちゃんをお届けすることができてよかったです」
――昔好きだった人に久しぶりに会うことになったんだけど、結婚の報告をされるのかなという歌詞がすごく切ないですよね。パフォーマンスのときに意識していることは?
本田「私は“根も葉もRumor”、“元カレです”とこの曲は3部作のように思うんです。3曲を続けて聴くと分かるように、秋元(康)先生がストーリーを隠したんじゃないかなって。私は切ないストーリーだからこそ笑顔で踊ろうと意識しています」
向井地「私も同じで、笑顔であればあるほど切なさが際立つと思っています。私は、この歌詞に出てくる2人は恋人ではなかったと思っていて。〈あの頃の僕は まだ若すぎてそばにいられなかったけど〉という歌詞があるけど、好きだという言葉を伝えられないまま、大人になって再会したら結婚を伝えられたれたという、そんなストーリーを想像しながら歌うと、めっちゃ胸がギューとなって苦しくなります(笑)」
佐藤「最後に〈永遠に輝く唇を…〉~という歌詞があって、いまにとどまっているのではなく次につながる感じがしたんです。なので曲の終わりでは切なさから抜けて希望に満ち溢れた表情でいるように心掛けていますね」