笑顔を引き寄せるスウィンギンなニュー・シングル!
魅力的な楽曲がオンナのコを輝かせる、もしくは、魅力的なオンナのコが楽曲をより輝かせる――いわゆる〈アイドル・ポップの醍醐味〉をしっかと体現しながら、そのキャラクターに磨きをかけてきたWHY@DOLL。昨年は、ファンク、ディスコ、シティー・ポップなどを軸にエンターテインさせてきたお馴染みの〈ほわどるサウンド〉にさらなる彩りを加えたセカンド・アルバム『WHY@DOLL』で〈攻めた〉2人ですが、2018年もその勢いは止まらず……。作詞、作曲、編曲に中塚武を迎え、スウィング・ジャズのテイストを盛り込んだ可憐なナンバー“Show Me Your Smile”を表題曲としたニュー・シングルで、まずは新年のご挨拶!
青木千春「スウィング・ジャズっぽいものは以前にも“パウダースノウ”という曲でチャレンジしているんですけど、今回はより音がゴージャスになって」
浦谷はるな「ライヴでお披露目した時に、ファンの方から〈他のアイドルさんがやらないような曲調だね〉って言われました。でも、スウィング・ジャズとアイドルの相性ってすごく良いような気がして」
千春「難しいでしょ?ってよく言われるんですけど、全然そんなことはなくて、しっくりきてて歌いやすいんです」
はるな「Twitterとかを見ていて思うのは、ファンの方って、私たちに癒しだったり可愛らしさを求めて来てくださってるんだなあって。〈可愛らしさ〉って言ってもヴィジュアルのことじゃなくて、微笑ましさというか幸福感というか……そういったものを表現するにはとても適った曲調なのかなって思います。今回、ダンスも曲調に合わせてミュージカルっぽいものにしていただきましたし」
千春「曲の最後でジャンプしながら脚の先をポンッと蹴る振付があるんですけど、そこが難しくてたくさん練習しました」
カップリングには吉田哲人、長谷泰宏というお馴染みの布陣によるダンサブルなナンバー“Promises, Promises”を収録。歌詞は、『WHY@DOLL』のラストを飾っていた“恋はシュビドゥビドゥバ!”に続いて、メンバー2人が共作!
はるな「イントロがブライダルっぽくて幸福感があります(笑)。歌詞の裏テーマはヴァレンタイン。それらしき言葉をあえて使ってないので〈裏〉なんです。〈甘いひと粒〉というのはチョコのつもりで書いたものですけど、ヴァレンタインだけじゃなく、どの季節でも歌える曲になっているんですよ」
千春「2サビの〈恋の隠し味〉っていうのは私が書いたフレーズなんですけど、チョコにもビターとかスウィートとかいろいろあるじゃないですか。オンナのコって、恋すると好きな人の理想のタイプに近付けるようにがんばるんですけど、そこをチョコの味に例えて、〈恋したら普段隠している味を出すこともできちゃうんだよ〉って意味を込めました。今回も、2人が書いた歌詞を吉田さんがまとめてくださったんですけど、はーちゃんの歌詞がけっこう使われていて」
はるな「キャッチーで可愛い歌詞は今回もちはるんが多いんですけど、今回初めてサビで私が書いたフレーズが使われました。サビの頭の母音を〈あ行〉にするとヒットする、って聞いて書いたから……っていうわけではないと思うんですけどね(笑)」
お正月は久しぶりに故郷・札幌で過ごしたという2人。地元での初詣ではしっかりとヒット祈願もしたというニュー・シングル“Show Me Your Smile”を皮切りに、今年はどんな(みんなが笑顔になる)ハイライト・シーンが待ってるんでしょう?
千春「まずは、2月からのワンマン・ツアーのファイナルで500人動員! いままでワンマン・ライヴはソールドアウトしたことがないんですけど、活動を始めて7年目だし、次のステップに進むために、そこは越えなきゃいけないなって思います」
はるな「同世代の女性ファンの方を増やしたいですね。“Show Me Your Smile”のMVでは私たちの意見をたくさん聞いてもらって、白ホリにプロジェクターを投影するっていう意見も私たちが出してたりするんです。自分たちと同世代のファンの方を取り込みたいって思ったら、自分たちがイメージしてるもの、衣装にしても自分たちが見てイイと思うものを出すのが一番良いかなって思って」
千春「あと、去年からアルバムに入ってる曲のダンス動画を撮って動画サイトで公開してるんですけど、衣装とかロケ地も全部自分たちで決めてるんです。動画サイトから情報を得ている人も多いでしょうから、そういうところでもWHY@DOLLをどんどん広めていければなって思います」
はるな「そうやって撒いてきた種が花咲く年になればいいね!」