☆Taku Takahashi、蔦谷好位置といったプロデューサー陣を今回も的確な采配で曲ごとに起用した新作。grooveman Spotによるスロウ“午後8時”や我流のトラップ解釈“Ego”などで先鋭的なグルーヴと対峙する一方、往年のマイケル・ジャクソンばりのポップ感覚が炸裂する“Haters”でこれまでにないアプローチを見せているのも興味深い。ソウルのさまざまな形態を追求しながら、その外にも手を伸ばす姿勢を示す野心作。