スティングとの共演でも知られ、2月から3月には各地でのツアーも控えているドミニク・ミラーのECMでの第二弾となる作品。前作の『Silent Light』がギターとパーカッションという編成だったのに対して本作では、バンドネオン、キーボード、ベース、ドラムという編成になっていて、より多彩な音色が楽しむことができる。サンティアゴ・アリアスとドミニク・ミラーのインタープレイがひかる“Mixed Blessing”“Ténébres”、クラッシックの練習曲風に展開していく“Ètude”、ECM色の濃い“Saint Vincent”等々……どれも素晴らしい出来だ。
ドミニク・ミラー 『Absinthe』 ECMでの第二弾はより多彩な音色に
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