前作よりわずか2か月ぶりのアルバム。ファンタジックなトーンは残しつつ、今回は冒頭の“ゆうれいの恋”からバンド・アレンジでボッサ色もあり、これまでとはまた趣が異なる。辺野古を連想せざるを得ない“まだあの海が青かったころ”では鎮座DOPENESSを迎え、他にGEZAN“待夢”のセルフ・カヴァーも。身の回りで感じたことを歌うことで生まれる深い優しさに胸がキュッとなる。平成の終わりに触れてほしい。