今月のZOKKONディスク1・2・3・4・5・6・7!
昨年は宇宙へ飛び出した彼女たちながら、現6人体制初のシングルでは珍妙な原始のパラレルワールドを表現。表題曲は玉屋2060%らしいネイチャーな生命讃歌で、ギャルメイクでの突破も清々しい限りです。話題の諭吉佳作/menによるジャジーな“形而上学的、魔法”はひと味違う気持ち良さ!
アイドルカレッジ発の派生ユニットとなるロックな5人組の初シングル。ダンス主体の2名をフロントに据え、バックからしっかり歌で支えるという陣容もユニークですが、SCRAMBLESを起用した楽曲のラウドな機能性もコンセプトを裏切らない怒涛のカッコ良さ。表題の2曲に加えてカップリング“センチメンタルデイズ”の泣き節がすこぶるエモい!
去る5月で結成8周年を迎えた9年目のアプガ(仮)が暑い季節に火を注ぐトリプルA面シングルを発表です。fu_mouによる“Da Dan Dance !”は軽やかに弾むアップ・ナンバーで予想以上の爽やかさが好感触。と思えばラテン混じりの“ヒート ビート アイランド”と自己紹介ラップの“5 to the 5th Power”はウザ楽しい雰囲気。良いバランスってことで。
この3月にサード・アルバムを発表して4周年を迎え、5年目に突入した5人が早くもミニ・アルバムを発表! 今回もsasakure.UKや鈴木まなからの手掛けた5曲入りで、特に岸田勇気による“メラにゃイザー!!!!! ~君に、あ・げ・う♪~”が毎度のわけわからん安定感で最高でう。なお、ジャケやMVで持つ武器はでんぱ組.inc藤咲彩音のお父様が作成したそう。
同じ言い回しばっかですが……デビュー5周年を迎えた清純派グループの今年の夏ソングは、現在のメンバーたちが備えたおきゃんなヴァイブスにも相応しいタオル振り回し系の現場チューン。小澤正澄の手掛けたロック歌謡ノリの“Resolution ~君に迷わない~”、ハマサキユウジ作の大らかな青春ナンバー“キミエモーション”というカップリング群も良し。
この7月で結成5周年を迎える虹コンから、恒例となっているサマー・シングルが今年も届きました。表題曲はいつも以上の疾走感で迫る元気なアップ・チューンで、MOSAIC.WAV作詞のカップリング“Waiting Wedding”も含めて、浅野尚志アレンジの小気味良さがアガるツボを的確に押さえてくる感じ。初のバンド編成ライヴを控えているというのも納得!
お披露目から数か月、いよいよ初の全国流通シングルです。先だっての〈蕾盤〉ではアコースティック版だったタカハシヒョウリ(オワリカラ)作の厳かな“歌の咲く島”はサクライケンタ編曲のヴァージョンで収録。同じくタカハシ&サクライが組んで編曲にカメダタク(オワリカラ)も交えた素朴な“セミロング”がちょっとハッとするぐらいの良さです。