話題のバンドが配信済みの2作目とニュー・シングルをセットにしてCD化。アルバム『GOKOH』にはオカモトレイジをヴォーカル(!)で迎えた表題曲やAAAMYYY客演の“髪と紺”などの人気曲を収録。シングルの“KAMISAMA”はルーディーで都会的な匂いも感じられるOFW流のファンクネスが注入されたナイス・チューン。ヒップホップだけどロックでもある、ちょうどいいイマの空気感を内包したニュー・スタンダードの登場!
配信限定リリースだった『GOKOH』が、シングル『KAMISAMA』を加えてフィジカルでもリリース。『GOKOH』がいかに傑作かはインタヴューを読んでいただくとして、『KAMISAMA』がタダのオマケにあらず、圧倒的な存在感を放っているのが素晴らしい。野崎くんこと野崎浩貴制作の激ヤバPVありきで作られたというシングル表題曲“KAMISAMA”は、アルバム以上のドープ具合。音遣い、リズムの乗り方、タピオカからド下ネタまで飛び出すリリックのワードセンス(なのに通して聴くと切ないラヴ・ストーリー)など、すべてのアプローチが新しい。もう一方のシングル収録曲“メスゴMIRROR”は、ジャギジャギに輝くTondenheyのギターに、ファンキーなSunBalkanのベース、まくし立てるPecoriに吠えるFanamo'と4人のコンビネーションが大爆発。確実に日本の音楽の一歩先を行ってる。