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THE SPELLBOUND、THE CHARM PARK、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、LAUSBUB……Mikiki編集部員が今週オススメの邦楽曲

【Mikikiの歌謡日!】第93回

THE SPELLBOUND、THE CHARM PARK、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、LAUSBUB……Mikiki編集部員が今週オススメの邦楽曲

Mikiki編集部員とTOWER DOORS担当・小峯崇嗣が最近トキめいた邦楽曲をレコメンドする毎週火曜日更新の週刊連載〈Mikikiの歌謡日!〉。今回は第93回です。紹介した楽曲はSpotifyのプレイリストにもまとめているので、併せてお楽しみください。 *Mikiki編集部

★〈Mikikiの歌謡日!〉記事一覧

Spotifyプレイリスト

 


【天野龍太郎】

THE SPELLBOUND “はじまり”

BOOM BOOM SATELLITESの中野雅之とTHE NOVEMBERSの小林祐介による新たなバンド〈THE SPELLBOUND〉のファースト・シングル。どこまでも上昇していくような電子音と小林さんの伸びやかなヴォーカルがとにかく感動的です。〈どれほど願ったって/いつかは消えてしまうってこと/わかってるよ〉というラインは諦めの表明ではなく、その先にある新しい希望へと手を伸ばすための言葉。年始から明るい気持ちになれない日々が続いていますが、2021年にこの曲があってよかったと思えました。配信リンクはこちら

 

CHAI “ACTION”

CHAIが待望のニュー・アルバム『WINK』を5月21日(金)にリリース。シカゴのラッパーであるリック・ウィルソン(Ric Wilson)、ストーンズ・スロウのマインドデザイン(Mndsgn)、それにチップ・チューンのYMCKが参加しているとのことで、とんでもないことになっていそう。新曲“ACTION”はめちゃくちゃエレクトロニックに振り切った新境地で、ハウス/ダブ・テクノのポップ化というか、とにかくハイファイなシンセサイザーの響きが気持ちよすぎ(Spotifyのクレジットを見ると、プロデューサーには〈Reuben Cainer〉〈Ryu Takahashi〉という2人の名前が載っていました)。ミュージック・ビデオは本日1月19日18:00に公開。配信リンクはこちら

 

んoon “Orange”

この一週間はすごく充実していますね。んoonも新曲をリリースしました。かなり低域までカヴァーする地を這うようなベースと、浮遊感たっぷりのハープ。その対照的な響きが得も言われぬダイナミズムを生み出しています。ベーシスト・積島直人によるセルフ・ライナーノーツもぜひチェックを。配信リンクはこちら

 

OGRE YOU ASSHOLE “夜の船|Ship In The Night (Live at LIQUIDROOM)”

松永良平さんによるライブ・レポートを掲載したOGRE YOU ASSHOLEのLIQUIDROOM公演から、“夜の船”のライブ映像が公開。このテンポ。このグルーヴ。まさにいまは、何も見えない夜の闇のなかを、手探りをしながら船を漕いでいくような感じで……。オウガのライブ、観たいなあ。

 

春ねむり “bang”

東京と米LAで制作された春ねむりの新曲。言葉にならないうなり声=銃声を上げる、サビの暴発感に射抜かれました。MVもLAのスキッド・ロウやハリウッドの撮影をリモートでディレクションしたという意欲的なもの。配信リンクはこちら

 

【鈴木英之介】

THE CHARM PARK “君と僕のうた”

2021年2月3日(水)節分の日にリリースされるニュー・アルバム『Bedroom Revelations』からのリード曲は、アコースティック・ギターやピアノ、弦といった生楽器の温もりに満ちた音色が心地良い、カントリー・テイストのミディアム・ナンバー。アルバム全体も、メロウでハートフルなアコースティック・サウンドの詰まった一作に仕上がっているとのことで、いまから楽しみだ。

 

jOnO “Birthday Card”

平岡恵子とCharaによるスウィートでサイケな課外ユニット、jOnOの新曲。楽曲そのものはメロウで王道のフォーク・ロックといった趣きだが、ミックスがとにかく独特(特にドラムスの響きの摩訶不思議さたるや!)で、聴いているとなんだか白昼夢を見ているような気分になる。聴き終えてからもしばらくフワフワした気分が抜けず、気がつくとまた再生ボタンを押している。

 

80KIDZ “Glasses”

日本を代表するエレクトロ・ユニットによる新曲は、mabanuaとのコラボレーション曲。打ち込みのビートによって隙間と〈ヨレ〉を演出したサウンドには、彼らが影響を受けたというジャスティスに通ずるファンクネスが感じられる。いまフロアでこういう音楽を浴びることができないのは残念なところだが、誰の目も気にすることなく部屋の中で独り体を揺らしまくるというのもなかなかオツなものかもしれない。

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