STU48、6作目のシングル『独り言で語るくらいなら』 のリリースを記念して、タワーレコードではフリーマガジン〈TOWER PLUS+〉の臨時増刊号〈別冊TOWER PLUS+〉を発行! ここではその中面に掲載されたインタビューとコメントカードを掲載いたします。別冊TOWER PLUS+は、タワーレコード全店にて2月17日(水)より配布中です!
※タワーレコードオンラインは除きます。※別冊TOWER PLUS+は無くなり次第終了となります。※天候や交通事情により配布が遅れる場合がございます。
STU48の2021年第一弾シングル『独り言で語るくらいなら』。通算6枚目の今作は、幻想的なMVや前向きな歌詞が印象的だ。STU48キャプテンの今村美月、今作で初センターに抜擢された石田千穂、初の16人選抜入りを果たした2期研究生の高雄さやかと原田清花の4人が、『独り言で語るくらいなら』の魅力を語ってくれた。
――幻想的な雰囲気で思わず見入ってしまう今回のMV。振りが多くて多彩な表現力も必要とされる作品だと思いますが、撮影は大変でしたか?
高雄さやか「MVの撮影は大変だと聞いていたので、緊張や不安が大きいまま撮影に挑みました。最初から最後まで集中し過ぎて、お腹も減らないくらい全集中で(笑)。足の小指の色が変色するほど踊ったので、休憩って言われた瞬間にその場に座り込んでしまいました」
原田清花「私は元々ダンスが苦手なほうなので、先輩方の足を引っ張らないように頑張ろう!と思って撮影に挑みました。でも、今回のMVはサビの部分で5種類の振付があって全部覚えるのも大変だし、覚えるスピードも先輩方は早くて……。改めて、ダンスの上手さや表現の仕方などに圧倒的な差があるんだと痛感しました」
今村美月「今回2つの世界を表現するMVになっていて、よく見ると下の世界と上の世界で振付が違うんです。撮影中に、〈こんな感じになるよ〉と現場でデモ映像を見せてくださったんですけど、壮大な世界観が表現されていて、〈今までにない新しいSTU48〉って感じで幻想的で素敵でした」
石田千穂「STU48のMVはずっと屋外撮影だったので、今回初めてのスタジオ撮影。雨も降らないし風も吹かないし、すごく快適だ~って思いながら踊りました(笑)」
――MVで石田さんはワイヤーに吊られて飛んでいました。
石田「はい、飛びました! ワイヤーを使って演じることは1つの夢だったのでうれしかったです! 〈明日は筋肉痛になるだろうな〉と思いながら飛んでいて、その後やっぱり筋肉痛でバキバキに……」
今村「(笑)。外でも撮影しました。5枚目の『思い出せる恋をしよう』の時に撮影した広島県の呉市や御手洗地区などの場所で全力ダッシュするシーンも撮ったので、その時を思い出してなんだか懐かしい気持ちになりました」
――歌詞を読んだ印象はどうでしたか?
高雄「〈いつもとは違う反対のホームから ガラガラの電車に衝動的に乗った〉という歌詞を自分のアイドル人生と重ねたら、〈この先何があるか分からないけど、とりあえず乗ったんだろうな〉っていうのが伝わってきて。現実では反対の電車には怖いから乗らないですし、みんなと同じ電車に乗りがちな性格なので(笑)、歌詞から伝わる行動に胸を打たれたというか、そういう勇気ある人になりたいと思いました」
原田「さーやん(高雄)が言っていた歌詞の部分、学生の頃に現実でしたことがあるので、〈あ、私のことだ!〉って共感しました(笑)」
今村「え!? それって意識的に? 間違えて乗ったとかじゃなくて??」
原田「……はい。行きたくないところがあって、反抗期?というか……そういう時代もありました(笑)。歌詞では、始めは逃げ出そうとしてるけど、最後は決意だったり、芯が通ったりしている部分が出てるので、私も、迷いそうになった時にこれを聴いて勇気を出そうと思いました」
石田「私は、〈ガラガラの電車〉や〈田園が広がる〉などのフレーズが、都会じゃない瀬戸内らしさがあって、STU48らしくて好きだなって。あと、サビの〈独り言で語るくらいならば 黙ったまま何かしよう〉の歌詞が、行動に移そうか迷い悩んでいる時に聴くと頑張ろう!って思える、背中を押してくれそうな楽曲で、好きです!」
今村「私は2番のサビが好きで、〈しあわせとかふしあわせは 想像じゃ見分けつかない〉の歌詞は、その場所に行った人だからこそ分かるものがあるというか。自分が変われば前に進めるんだっていう、〈自発ソング〉だと感じました」
――楽曲のテーマの1つである〈行動に移すことが大事〉に因んで、行動に移したいことがあれば教えてください。
今村「私は歌とダンスがやりたくてこの業界に入りました。ステージ上にいると普段の自分よりかっこいいというか、キラキラしている自分になれている気がするので、ステージに上がる機会が減ってしまった分、ダンスや歌やSNSなど、一人でも積極的に発信したり作り上げたりする1年にしていきたいです」
原田「2020年は目の前のことで精一杯で、自分から何かしたりレベルアップを目指したりができなかったので、2021年は何事も貪欲に、自分から動いていけたらいいなって思います!」
高雄「私は内にこもりがちな性格なので、殻を破って新しい自分に進化できたらいいな、と。色々な場所で自分らしさを存分にアピールしていきたいです」
――4月で5周年目に突入します。どんな1年にしたいですか?
石田「今回のシングルのカップリング選抜で〈瀬戸内PR部隊〉というユニットが結成されました。その7人(門脇実優菜、石田千穂、沖 侑果、瀧野由美子、薮下楓、福田朱里、岩田陽菜)で東京・Club Mixaでの定期公演をすることが決まっているので、瀬戸内はもちろん、それ以外の地域の方にも瀬戸内の良さ、STU48の良さを知ってもらえる2021年にしたいです!」