STU48、5作目のシングル『思い出せる恋をしよう』 のリリースを記念して、タワーレコードではフリーマガジン〈TOWER PLUS+〉の臨時増刊号〈別冊TOWER PLUS+〉を配布中! ここでは中面のインタビューを特別掲載いたします。
※タワーレコードオンラインは除きます。※別冊TOWER PLUS+は無くなり次第終了となります。
STU48の5thシングル曲“思い出せる恋をしよう”は、恋を経験して成長していく女の子の姿を描いた、甘酸っぱくて切ない恋愛ソング。今回は48グループ初となる試みとして、表題曲のMVを〈1期生・ドラフト3期生ver.〉〈2期研究生ver.〉の2バージョン制作! 過去と現在がシンクロする2つの物語は、まるで短編映画を見ているかのような良質な作品に。そんなMVについて、楽曲について、1期生の石田千穂、今村美月、瀧野由美子、薮下楓、2期研究生の高雄さやか、立仙百佳にインタビュー。
――〈5枚目のシングル発売決定!〉と聞いて感じたことを教えてください。
薮下「世の中がこのような状況で、まさか曲を出せるなんて思っていなかったのでびっくりしました。でも、こんな状況だからこそシングルを出してファンの皆さんを勇気づけることが大切だと聞き、その通りだなって。この『思い出せる恋をしよう』は、大切に皆さんに届けていこうと感じました」
石田「今年の1月に発売した4枚目の『無謀な夢は覚めることがない』からあまり時間が経たずに、延期にはなったけど間を空けることなくシングルを出せることは、うれしかったしありがたく思いました」
高雄「まさか2期研究生も参加させてもらえるなんて思っていなかったので、すごくびっくりで……。MV撮影が初めてで全員ドキドキとワクワクでいっぱいでしたが、MV制作に参加してくださった皆さんの期待に応えようと、みんなで必死にがんばりました!」
――今回は恋愛ソングですが、歌詞の印象はどうですか?
瀧野「前回のシングルがどちらかと言えばかっこいい曲だったので、今回はSTU48らしいさわやかな曲です。全面的に恋愛を打ち出す曲は今までなかったので、すごく新鮮でした」
立仙「STU48は恋愛曲のイメージがなかったので、今回の曲を聞いていてワクワクしました。両想いのなかにはかなさや切なさもあって、心に響く歌詞です」
今村「〈僕は君が好きで 君は僕が好きなだけだ〉という歌詞が、両想いなんだけど、お互いの気持ちを知らないもどかしさがいいなって思います。あとは、深い歌詞だと思ったのは、〈もし世界が終わったとしても悔いのないように…〉の部分。ライブや握手会ができない状況で、今まで普通だと思っていたことが当たり前ではなかったという気持ちを重ね合わせながら撮影をしていました」
――お互いのMVで〈好きポイント〉を挙げるとしたら?
薮下「教室のシーンです。1期生ドラ3は、ダンスシーンは全員だけど、演技のシーンは全員で撮影した場面がなくて。だから率直に、2期研究生みんなで演技をしていたのがうらやましいです(笑)。教室のシーンは、映像での演技はすごく懐かしい感じが出ているんだけど、きっとカメラが回っていない時は普段の楽屋くらい騒がしいんだろうなって(笑)。そう思ったら愛おしい気持ちというか、かわいくてキュンッとしました」
高雄「私は先輩方のダンスシーンです。振りが、かわいいところはかわいく踊って、〈もし世界が終わったとしても〉のところは切ない感じで踊っていて、そこが好きポイントです」
今村「お互いのMVを掛け合わせたMixバージョンで、1期生ドラ3はお店の前でラムネを飲んでいて、2期研究生はそこと同じ場所で制服姿でいるっていうシーンがあって。ここで、1期生ドラ3は大人というか、ラムネかんぱーい!みたいな感じで(笑)、2期研究生は制服を来てカバンを持って下校帰りにお店に立ち寄ったんだろうなって想像できて、同じ場所での比較が2バージョンならではですごく印象的でした」
瀧野「私も2バージョンならではのシンクロしているところがいいな、と。現在を演じる私を過去では立仙ちゃんが演じているんですけど、2期研究生の靴箱のシーンとか素敵です。あと、これは自分たちのことになりますが、演技のシーンで着ている私服風な衣装は、用意された衣装の中からメンバーが好きな洋服を選んでいます。衣装にも各メンバーの個性が出ているので、そこも注目して見てほしいです」
立仙「私も衣装です。先輩方のMVを見て、大人っぽい服とか色が個性的な服とか、全部皆さんに似合っていました」
石田「2期研究生の衣装も、今までのSTU48では見たことがないデザインの制服で、色もSTU48だからこそ似合う色で、すごくかわいいです」
立仙「あとは、高校生の私が大人になった自分=瀧野さんを見て、すごい成長したな~って(笑)」
一同「(爆笑)」
立仙「自分が本当に大人になったような気持ちになって、MVを見てすごく感動しました」
――専用劇場船〈STU48号〉が来年の春で役目を終えることが決まりました。キャプテンからメッセージをお願いします。
今村「役目を終えるということを聞いてびっくりしたし、短い期間だったので寂しいというか悔しいというか、いろいろな気持ちがありました。でも、これからのSTU48の未来を考えての大きな決断だったと思うので、私たちも、春までの残された時間やこれからの未来をがんばっていきたいです。難しい状況ですが、可能なら〈STU48号〉で瀬戸内7県を回って、船で楽しむことができたらいいなと思っています」