ストーンズ・スロウが契約した19歳の新たな才能による最新EP。ローファイでインディーな感触のシンガー・ソングライターで、ちょっとメランコリックなメロディーセンスが抜群。やるせない曲調といい湯加減の裏声歌唱がたまらない“Never Have Enough”など、甘茶ソウル好きが反応しそうなムードも満点だ。夏が終わりかけた頃にマック・デマルコなんかと続けて聴きながらサマー・フィーリングを反芻したい一枚。