結成時からポップでスタイリッシュな独自路線を貫いてきた4人組が、レーベル移籍を経て、久しぶりのフィジカル作品となる約3年ぶりのフル・アルバムをついにリリース。もちろんSALUとのコラボなど単曲の配信こそコンスタントに続けていたものの、その間の数年で旧来的な〈ロック・バンドらしさ〉に縛られない面々が一気にメインストリーム化してきたわけで、ポジティヴに捉えれば時代がちょうど彼らに追いついてきたタイミングと言ってもいいかもしれない。インタールードも含む全15曲は、バンドの代表曲となる“FIRE”と“TONIGHT”のセルフ・リメイク、配信EP『A GIRL IN THE CITY』からの人気曲“LEMONADE”なども交えつつ、イイ面構えの新曲がギッシリ詰め込まれた充実のラインナップ。最高。