通算12枚目の新作はみずからの音楽性をそのままタイトルに掲げた自信作。盟友アンディ・ライトをプロデューサーに迎えて制作され、ミック・ハックネルが〈パンチの効いたアルバムを作りたかった〉と語っている通り、彼が前のめりにシャウトしまくるアッパーな感じがたまらなく良い。サウンド的には彼らが愛する60年代のソウルを意識したもので、楽しみながら録音したのが否が応にも伝わります。