エスペランサ・スポルディングやジョー・ロヴァーノらのサイドマンとしても活躍してきたジャズ・ドラマー、オーティス・ブラウン3世。彼が9月ごろにブルー・ノートよりリリース予定のデビュー・アルバム『The Thought Of You』から、シンガーのビラルが参加した“The Thought Of You - Part I”がSoundCloudで公開された。
アルバムは主役のオーティスに加えてロバート・グラスパー(ピアノ)、キーヨン・ハロルド(トランペット)、ジョン・エリス(サックス)、ベン・ウィリアムズ(ベース)というメンバーを軸に、ほかにも5人のゲストが参加。この“The Thought Of You - Part I”は、グラスパーのループするようなピアノ・リフが印象的な導入部からビラルのヴォーカルが入るテーマの後、ソリッドなトランペット・ソロが最後まで続く楽曲で、アルバムの仕上がりに期待が増す見事な演奏を聴くことができる。