ブラジル音楽界の生きる伝説にしてミナス音楽の象徴ミルトン・ナシメントと、ベーシスト兼シンガーとして現代ジャズ界を革新してきたエスペランサ・スポルディングの共演作。ふたりはかつてエスペランサの『Chamber Music Society』で共演しているが、彼女にとって敬愛し続けてきたミルトンとひとつの作品を作ることはまさに夢だったろう。プロデュースはエスペランサが務め、ミルトンの自身のお気に入り曲やエスペランサによる書き下ろし曲など16曲を収録。エスペランサのコア・バンドに加え、ポール・サイモン、リアン・ラ・ハヴァス、シャバカ・ハッチングス、チン・べルナルデス、マリア・ガドゥ、そしてギンガなど錚々たる面子が参加。