ギガトン! グラミーに輝いた前作『Lightning Bolt』から約7年ぶりの11作目は、ブレンダン・オブライエンではなく近年のスタジオ・ワークを支えるジョシュ・エヴァンスとの共同プロデュース。プリミティヴなロックンロール“Superblood Wolfmoon”を豪快に叩き出す一方、まさかのトーキング・ヘッズ的なニューウェイヴ調の“Dance Of The Clairvoyants”というトライもあり、まだまだ貪欲に進化せんとする姿を刻んだ意欲作だ。