1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。
「岩手県出身でいまも在住しています。
体調を崩して不登校になっている時に応募していた10代限定のフェス〈未確認フェスティバル〉のラップコースで審査員特別賞を頂き、審査員のCreepy Nutsのお2人からこれから頑張ればどこまででもいける、アーティストとしての才能があると言われその気になって、趣味でやっていたラップを本格的にはじめました」
2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?
2NE1 “ugly”
「これを聞いて音楽が好きになりました。
ありのままを表現する事を学びました」
BTS
「BTSは辛い学生時代の支えになってました。
その中でもSUGAのソロミックステープ、『Agust D』を聞いてラップをしようと決意しました」
Kendrick Lamar “Real”
「自分のアンセムです。
自分を愛さなければ好きな物も嫌になる、その言葉がとても刺さった思い出があります。
ラップのメッセージ性や哲学的な部分を学びました」
3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?
“BET”
「人は出会いと別れがあり変化していく生き物だけど音楽だけは私を裏切らないなと思って書いた曲です。
学校にも行かなくなり、廃人の時に暮らしてた時に、音楽があるからこそ死なずに今まで生きていた、希望を見いだせたなと感じました。
人と関わって影響し合って生きていかないといけないという自分の中での概念を壊して、そしてこれからは音楽に人生をかけて自分の言葉を使って好きなことをして生きていこうという自分の決意を表現しました」
4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?
「ZendaManというレゲエDJとThe Muddiesというバンドです。
どちらも同郷(岩手、盛岡)出身のアーティストで、〈NOTICE〉という学生イベントにお互い出演していました。
ZendaManは単身ジャマイカに行きどんどん人気になってるので、自分も刺激をとても受けているアーティストです」
「The Muddiesはルーツがしっかり残ってる音楽をしているので、自分の音楽を見直すきっかけになりました」
5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?
「韓国のSE SO NEONというバンド。
声がとてもハスキーでかっこいいです。
歪みがあるけど耳にすんなり入るサウンドに虜なのでいつか絶対ライブに行きたいです!」
「中国のCEDというアーティストです。
つい数日前に知ったアーティストなんですけど、サブスクに2曲しかないのでもっと聞きたいです、“Skyline”という曲がgroovyでとても好きです」
6. ライブやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。
「今後もシングルを沢山リリースする予定です。色んなジャンルの曲をしているので楽しみにして貰えればとおもいます。
個人的に目標は沢山ありますが、単純に沢山の人に聞いて欲しいというのが1番です。
沢山のひとがoozashを聞いてくれて、気に入ってくれてその人達を同じ場所に集結させてみたいです。肌の色や言語、宗教が違くても楽しめる音楽を作りたいです。
また、ライブも力をいれているので沢山ライブをしたいです。日本、世界どこでも飛んで行くのでライブのお誘いよろしくお願いします!笑」