往時の毒電波やアクの強さは控えめながら、こくまろな歌と呻き声に宿るPGの魂はいよいよ円熟。3年ぶりのソロ作は、DPG勢や盟友コールド187umイージー・Eの愛息(だと声だけでわかる!)E3らを迎えた濃密なファンク盤に。オヤGはエムトゥーメイの替え歌“Pimpen Juice”だけで満足だろうが、愛娘のアニーサを交えたデイム・ファンク風の“What It's Like To Be Me”と、彼女のソロ歌唱で送る“2 Of Us”は美しい収穫だ。