メンバーの体調不良などで延期され、約4年ぶりとなった通算6作目。前作のスペイシーな雰囲気を残しつつ、先行シングルでもあったオープニング曲“Screwdriver”の強烈なギター・リフが示す通り、今回はダイナミックでロックなサウンドが心地良い仕上がり。持ち味であるプログレッシヴな展開を持つ曲も、いい意味でわかりやすく整えられており、彼ら史上もっともシンプルでキャッチーな一枚と言っていいでしょう。