Mikikiに掲載した記事(レヴュー以外)の、5月2日~5月8日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
〈楽器を持たないパンク・バンド〉BiSH、メジャーに土足で侵攻! 99秒の騒々しいファスト・チューン“DEADMAN”を語る
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2R&B / HIP HOP
mabanua×OMSBが語る、J・ディラをいまこそ聴くべき理由―幻の新作『The Diary』から振り返る伝説的プロデューサーの影響力
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3R&B / HIP HOP
【追悼プリンス】3度の対面から浮かぶ天才の素顔(後編):新しい音に惑わされたりしない、99年インタヴューとスター復活
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4R&B / HIP HOP
【追悼プリンス】3度の対面から浮かぶ天才の素顔(前編):貴重なサイン会と96年来日インタヴュー時のドキュメント
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5JAZZ
菊地成孔、電撃復帰したジャズ・ピアニスト大西順子を語る―新作プロデュースまでの20年と開催迫る11月公演の展望
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6R&B / HIP HOP
最後のJ・ディラ特集 ~悲報から10年、生前に自身がリリースを望んでいた最後の一枚『The Diary』から改めて辿る軌跡
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7JAPAN
KiliKiliVilla安孫子真哉:超ロング・インタヴュー(前編)底なしの音楽愛やレーベル設立秘話、進化&再興するパンクへの考察
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8JAPAN
新鋭SSW・世木トシユキを筆頭にももクロ、怒髪天など邦楽勢が猛威振るった4月度Mikikiレヴュー記事アクセス・ランキング
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9CLASSICAL
ピアニストの小原孝、初音ミク〈千本桜〉を軽やか&スタイリッシュに披露したNHK-FM「弾き語りフォーユー」最新作を語る
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10POP / ROCK
ミステリー・ジェッツはいつも最高! THE NOVEMBERS×シャムキャッツ、同世代2バンドが抱くシンパシーと来日公演の展望
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11JAZZ
DJ大塚広子×守家巧×坪口昌恭×mabanua―RM jazz legacyが新作で更新するジャズとクラブ・カルチャーの関係性を巡る座談会
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12JAPAN
iDOL Streetの次代担うわーすた、かねてから評判高かった楽曲満載の初アルバム『The World Standard』でメジャー・デビュー
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13JAPAN
EGO-WRAPPIN'結成20周年! 音楽的な変遷捉えたベスト&ルーツや趣味嗜好反映したカヴァー集機に二人が語る〈経過報告〉
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14R&B / HIP HOP
追悼プリンス―出嶌孝次・bounce編集長による、世代を超えて多大な影響与えた殿下の名曲10選
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15JAPAN
ツーマンでの〈ビッグ・サプライズ〉を約束! ART-SCHOOL木下理樹×フルカワユタカ、10年来の盟友同士のプチdisり合い対談
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16JAPAN
【その男、濱口祐自】最終回 未確認飛行ギタリストの遊泳飛行はこれからも続く ~平間至との旅トーク&ライヴをレポート
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17JAPAN
ダンス・ミュージックの約束事を壊す―SATOLが語る、O.N.Oら参加の新作『Shadows』でめざした何物でもない独自のサウンド
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18POP / ROCK
デヴィッド・ボウイはなぜ新世代ジャズを選んだのか? 冨田ラボ×柳樂光隆(JTNC)が新作『★』の魅力と制作意図に迫る
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19JAZZ
波多野裕文(People In The Box)×yuichi NAGAO、ゴーゴー・ペンギンと現代ジャズ巡るディープな音楽談義
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20JAPAN
YKIKI BEATのメンバー擁するDYGL、フレッシュなインディー・ロック詰め込んだ新作『EP #1』が試聴可
〈楽器を持たないパンク・バンド〉BiSHの超ヴォリューミーな特集記事が今週の首位を奪取した今週のアクセス・ランキング。なかでも注目すべきは、2位にランクインした夢のJ・ディラ対談でしょう。ドラムとトラックメイクの才を兼ね備えるmabanuaと、サンプラーから自作のジャケに至るまでディライズムを継承したOMSB。2016年にJ・ディラを語るとしたら、限りなくベストに近いマッチングでした。6位の〈最後のJ・ディラ特集〉と併せて読むことで、ヒップホップやビート・ミュージック、ジャズやJ-Popにまで影響を及ぼす伝説的プロデューサーの影響力が一気に掴めるはず。
さらに、前編も大好評だった内本順一氏によるプリンス追悼ドキュメントが後編と共に上位をキープ。まるで一編の小説のような対面エピソードは涙なくして読めません。ミステリー・ジェッツ来日公演を語るTHE NOVEMBERS×シャムキャッツ(10位)、ツーマン実現記念のART-SCHOOLの木下理樹×フルカワユタカ(15位)による両対談も先週に引き続き注目。ライヴはどちらも今週開催です! あとはGW中だったことも影響したのか、菊地成孔がジャズ・ピアニスト大西順子を語り倒したインタヴュー記事(5位)、KiliKiliVillaの安孫子真哉によるロング・インタヴュー(7位)など昨年からロング・ヒット中の〈Mikikiクラシック〉も再浮上しています。
最後にもう一つ。信頼すべきレーベル、PROGRESSIVE FOrMが世に問うSATOLのインタヴュー記事もぜひ読んでいただきたい。ハードコアな出自ゆえの返答も印象的ですが、〈ダンス・ミュージックの約束事を壊したい〉という力強い決意表明は、横並びになりがちな日本のシーンにおいて稀有な輝きを放っています。最新アルバム『Shadows』もディープかつチャレンジングな一枚なので、ぜひ聴いてみて!