ロック・バンドのおきゃんぴーを率い、ヤマハ音楽振興会主催のコンテスト〈TEENS' MUSIC FESTIVAL〉で優勝するなど将来を期待されたものの、2010年に27歳で自死したシンガー・ソングライター、増田壮太。間もなく公開される彼の半生を描いたドキュメンタリー映画「わたしたちに許された特別な時間の終わり」のエンディング曲で、本日リリースされた増田のベスト・アルバム『命のドアをノックする』の収録曲、“僕らはシークレット”のPVがYouTubeで公開中だ。
このPVを手掛けたのは「わたしたちに許された特別な時間の終わり」の監督でもある太田信吾で、増田の優しくまどろむようなヴォーカルと、繊細で浮遊感のあるサウンドにマッチした映像に仕上がっている。終盤の胸が締めつけられるようなギター・ソロも必聴だ。
ベスト盤発表と映画公開に併せ、SuiseiNoboAzやタカハシヒョウリ(オワリカラ)ら生前の増田と交流のあったアーティストが出演するライヴをはじめ、各所で追悼イヴェントが行われる予定。会場に足を運んで、〈増田壮太〉の魂に触れてみては。詳しくはオフィシャルサイトへ。