海外での日本産AOR〜シティー・ポップ評価という昨今の流れに先鞭をつけていたとも言える、インドネシアのイックバルが5年ぶりのアルバムをリリース。その間には日本での仕事も数多く手掛けていたが、ここでは本国シーンとリンクして今日的なインディー・ポップへと自然に進化している印象だ。甘くソウルフルなヴォーカルは変わらず魅力的で、日本盤ボートラには脇田もなりに提供した“Cloudless Night”の本人を迎えたカヴァーも収録。