intoxicateから映画「音響ハウス Melody-Go-Round」の鑑賞券を15組30名様にプレゼント!
世界一有名なレコーディング・スタジオであるアビー・ロード・スタジオ、ローリング・ストーンズが愛したマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ、クイーンの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」にも登場したロックフィールド・スタジオ……。ミュージシャンとレコーディング・スタジオは密接な関係にあります。レコーディング・スタジオこそ、のちに語り継がれる名曲や名盤を生み出す誕生の場。そこには音楽を通した人と人とのコミュニケーションがあり、もの作りの醍醐味があるのでしょう。
「音響ハウス Melody-Go-Round」は、そんなレコーディング・スタジオについての映画で、シティ・ポップの総本山として近年再注目される〈音響ハウス〉にスポットを当てた音楽ドキュメンタリーです。本作では、坂本龍一、松任谷由実、矢野顕子、佐野元春など、日本を代表するアーティストたちがこよなく愛したレコーディング・スタジオの45年の歳月が語られます。
音響ハウスは1974年12月に東京・銀座に設立され、2019年に創立45周年を迎えました。本作で音響ハウスとの出会いや思い入れ、楽曲の誕生秘話を語るのはYMO時代からこのスタジオで試行錯誤を繰り返してきた坂本龍一をはじめ、松任谷由実、松任谷正隆、佐野元春、綾戸智恵、矢野顕子、鈴木慶一、デイヴィッド・リー・ロス(ヴァン・ヘイレン)ら、多彩な顔触れです。
「運命の出会い」「夢が広がる実験の場」「5つ星スタジオ」「オーラがある」――音響ハウスを愛する面々から語られるのは、同スタジオと共に歩んで、作り上げてきた〈シティ・ポップ〉と呼ばれる名曲、名盤の制作秘話。70年から80年代にかけて勃興したシティ・ポップがどのように形作られたのかに迫っています。なかでも、制作秘話とともに紹介される忌野清志郎と坂本龍一がコラボレーションした“い・け・な・いルージュマジック”は必聴です。
さらに、音響ハウスの歴史と日本の音楽史に与えた影響を俯瞰するだけでは終わりません。ギタリストの佐橋佳幸とレコーディング・エンジニアの飯尾芳史が発起人となり、大貫妙子、葉加瀬太郎、井上鑑、高橋幸宏ら、ゆかりのミュージシャンがコラボレーションした新曲“Melody-Go-Round”のレコーディングにも密着。弱冠13歳(当時)の期待の女性シンガー・HANAが楽曲に歌声を吹き込んだとき、45年の歴史を持つスタジオだからこそのマジックと奇跡が起こります。
企画・監督を務めた相原裕美は、レコーディング・エンジニア出身だけに、もの作りをするうえでもっとも重要な姿勢を映し出します。当時のプロデューサーやミュージシャンたちの創作を技術面で支えたヴェテラン・エンジニアにもカメラを向け、機材メンテナンスを担当してきた一流のマイスターたちの姿が浮かび上がってくるのです。
数あるレコーディング・スタジオの中で、なぜ音響ハウスが長きにわたり愛されてきたのか? その答えが本作のなかにあります。
日本を代表するアーティストたちに愛されたスタジオ〈音響ハウス〉に迫る映画「音響ハウス Melody-Go-Round」。世界的なシティ・ポップの再評価が巻き起こっているいまこそ観たい一作です。
映画「音響ハウス Melody-Go-Round」鑑賞券プレゼント・キャンペーンへの応募締め切りは2020年11月3日(火)23:59必着分まで。応募方法は下記をご覧ください。たくさんのご応募をお待ちしております。