初ソロ作『Go』から10年、シガー・ロスのフロントマンが待望の2作目をついにリリースした。美しい歌声で幕を開け、序盤ではエリザベス・フレイザーも客演。AG・クックを共同プロデューサーに迎えて、中盤にはハドソン・モホークばりのアッパーなサウンドもあり、ロビンとのコラボ“Salt Licorice”でテンションは最高潮に。最後の2曲はエンディングに相応しい出来映えで、まるで映画のラストのようにアルバムを締め括っている。