UKのインディー・フォーク・シーンで名を馳せるノーヴォ・アモールが、ボン・イヴェールの公式リミックス・コンテストで優勝経験もあるマルチ奏者/自作自演シンガーのエド・タレットとコラボ。シガー・ロス系の荘厳な生音トロニカをバックに内向きの歌を紡いでいく作りは、モロにアウスゲイルの次を狙ったもの。中性的なファルセット・ヴォイスが美しく、冬の乾いた心と身体をそっと癒してくれるようなアルバムだ