アイスエイジを中心に盛り上がりを見せるコペンハーゲンのシーンと繋がりの深いユニットの最新作。トリオ編成になってプロダクションが格段に進化し、往年のニュー・オーダーを彷彿とさせる電子ポップを堂々と展開している。アイスエイジのメンバーも参加。


ダークウェイヴ人気をリードするコペンハーゲンのユニット。引き続きセイクレッド・ボーンズから登場したこのニュー・アルバムでは、すっかりニューロマ化しているじゃないですか! ゴスいムードは影を潜め、キラキラとしたシンセが果てしなく降り注ぎます。で、そこにスウェーデン産らしい憂いを帯びたメロディーを乗せることで、いままでとは別種の闇(病み?)や退廃美を描いてみせるとは! 技あり!!