フィロソフィーのダンスの華やかなニュー・シングル!

 5周年を迎えた昨年の9月に“ドント・ストップ・ザ・ダンス”でメジャー・デビューを果たしたフィロソフィーのダンス。長らく実力派グループとして界隈の確たる評価を得てきたグラマラスな4人組ですが、〈関ジャム〉などでたびたび紹介された効果もあってか、その話題性もひと回り大きくなっている模様です。そんなさらなる飛躍のタイミングにニュー・シングル“カップラーメン・プログラム”が到着しました。

フィロソフィーのダンス 『カップラーメン・プログラム』 ソニー(2021)

 海外作家による表題曲は児玉雨子の歌詞にも注目したいケレン味たっぷりのモダン・ポップ。カップリング群も充実していて、CHAIのユウキ作詞によるh-wonder作の“フォーカス”ではスカッとする威勢の良さがいいし、電話のコール音からしてクリスタルな80sマナーな“テレフォニズム”のたまらなくアーベインな気持ち良さも絶妙であります。個々のソロ活動も作用していよいよ広がりを見せていく4人のここからに期待ですね!

メンバーの関連作を紹介。
左から、奥津マリリの7インチ『ネイビーブルー/こころ盗んで』(PHILOSOPHY OF THE WORLD)、6月12日にリリースされるRYOZO BANDの7インチ『Night Lights feat.日向ハル & MAINA』(ぶどうレコード