メンフィスの人気ラッパー、ヤング・ドルフがクルーの同胞キー・グロックを伴ったジョイント作の第2弾。バンドプレイがメインで手掛けるトラックはシンプルながらも中毒性高めなものが揃っており、淡々と紡がれていくドルフとグロックのラップが醸し出す不穏なムードをさらに増幅。トレンドとは一線を画し、客演ナシのふたりだけで作り上げた、いかにもメンフィス産らしいダークな世界観に引き込まれてしまう。