JBぐらいの人になると毎年を何かの節目に設定することも可能ながら、2014年は……最初のファンク・ナンバーとされる“Out Of Sight”（64年）のリリースから50年! マーヴァ・ホイットニーとの縁などを通じてJB世界に直接リンクしてきたオーサカ=モノレールだけに、いまさらそういう諸々に引きずられるはずもないですが、これも何かの巡り合わせに違いありません。折しも本国USでは伝記映画「Get On Up」が公開されたばかり。日本公開はどうなるのかわからないものの、未発表ライヴ音源が満載のサントラには注目すべきでしょう。一方、今年はファミリー作品の復刻も目立ち、マーサ・ハイのサルソウル盤が初CD化されたほか、スウィート・チャールズのアルバムも久々に入手しやすい状況に。この後には御大のリイシューも始まるようで、いろいろ期待がGet On Upしてきますね!
【参考動画】ジェイムズ・ブラウンの64年の楽曲“Out OｆSight”
▼関連作品
左上から、オーサカ=モノレールがバックを務めたマーヴァ・ホイットニーの2006年作『I Am What I Am』（SHOUT!）、マーヴァ・ホイットニーの69年作『It's My Thing』（King）、JB伝記映画のサントラ『Get On Up』（Universal）、マーサ・ハイの79年作『Martha High』（Salsoul／OCTAVE）、スウィート・チャールズの74年作『For Sweet People』（People）
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