2021年10月1日にリリースされた洋楽アルバムの情報をまとめました。Mikikiの注目盤を7作セレクトしています。該当作品からのミュージックビデオ、TOWER RECORDS ONLINEの商品ページ、レコチョク、Spotify、Apple Musicのリンクもあわせて掲載していますので、新譜ガイドとしてお役立てください。
ブラック・ダイス(Black Dice)『Mod Prog Sic』
NYブルックリンを拠点とするバンドによるレーベル移籍後初のアルバム。電子音主体の実験的サウンドにハードコアパンクやノイズロックのエッセンスが溶け出す。
ボーイ・スカウツ(Boy Scouts)『Wayfinder』
オークランドを拠点に活動するシンガーソングライターがアンタイからリリースした新作。ベッドルームポップ的音像で展開するフォーキーな旨味に満ちた曲たち。
ダックス・リミテッド(Ducks Ltd.)『Modern Fiction』
カナダ/トロントを拠点に活動しているジャングリーポップ・デュオのファーストアルバム。青臭くてひ弱で繊細、80年代UKインディーの空気がいまに蘇る。
ハウディ(Hovvdy)『True Love』
USオースティン出身のシンガーソングライター・デュオによる通算4作目。フォーキーで温かみのある演奏、美しいメロディーが聴き手の心をゆっくりと震わす。
HOVVDY 『True Love』 Grand Jury Music/Tugboat(2021)
イルミナティ・ホティーズ(illuminati hotties)『Let Me Do One More』
LA出身のサラ・タディンによるインディーロック・プロジェクトの新作。甘酸っぱい感覚やユーモアに貫かれた珠玉のポップパンク曲が揃う。
ILLUMINATI HOTTIES 『Let Me Do One More』 Snack Shack Tracks/Hopeless(2021)
レイ・ブラック(RAY BLK)『Access Denied』
ナイジェリア生まれ、ロンドン育ちの新進シンガーによるファーストアルバム。ギグスやキャッシュ・ペイジらを迎え歌った、自己肯定力を喚起するパワフルなR&B。
ティルザ(Tirzah)『Colourgrade』
アルカらと比較されるロンドンのシンガーソングライターの新作。ベースミュージックやR&Bなど多彩な音楽の影響を物憂げに昇華した、エクスペリメンタルな一作。