“BETTY BLUE”ではヴォーカルにAwesome City ClubのPORINを迎え、Tomi Yoをアレンジャーに起用した“BAD APPLE”では無機質なサウンドに挑むなど、新たな風を入れる姿勢が素晴らしい16作目。〈優しさで包んだ共存の火を灯せ〉と呼びかける“祝祭”を含め、スケールの大きいメロディーと人間味を伝える懐の深い歌は、今に合っていて終始ホッとする。“Hypersonic”のユーモア(聴いて!)も2021年のGLAYだからこそ。