佐野元春 & THE COYOTE BANDが2022年4月8日(金)にニューアルバム『ENTERTAINMENT!』を、7月にニューアルバム(タイトル未定)をリリースする。
2022年、春の訪れと共に、佐野元春が動き出している。3月に芸術選奨文部科学大
臣賞を授賞されたほか、全国ツアーの開催を発表、書籍「ザ・ソングライターズ」の出版、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』の復刻といった話題に続いて、待望の新作をリリースする。
佐野元春は今年、アルバムを2タイトルリリースする。4月8日リリースのアル
バム『ENTERTAINMENT!』、そして7月上旬リリースの第2のアルバム(タイトル未定)だ。
まず、先行してリリースされるのは『ENTERTAINMENT!』。前作
『MANIJU』(2017年)から5年、佐野元春 & THE COYOTE BAND名義による5作目のスタジオアルバムで、配信でのみ販売される。
『ENTERTAINMENT!』には、“愛が分母”(2019年)、“この道”(2020年)、“ENTERTAINMENT!”(2020年)、“合言葉”(2020年)、そして“街空ハ高ク晴レテ”(2021年)と、2019年から2021年にかけて配信リリースしたシングル曲が一挙収録される。さらに新曲を加えた全10曲が収められる、ファン待望の作
品集になっている。
佐野元春 & THE COYOTE BANDは、緊急事態宣言を受けて急きょリモートレコーディングに挑戦。その後、パブリックドメインとしてインターネットに公開されて話題になった“この道”をはじめ、ダンサブルなスカナンバー“愛が分母”、エンターテインメントの功罪を描いた“ENTERTAINMENT!”、パンデミックの日々を綴った“合言葉”など、バンドがコロナ禍でレコーディングした、魅了的かつ心温まるポップチューンが本作には満載だ。さらに新曲“東京に雨が降っている”“悲しい話”など、コロナ禍の人々をスケッチした曲が並び、世代を超えて同じ時代を生きるすべての人に向けられた内容となっている。
『ENTERTAINMENT!』では、レコーディングエンジニアには渡辺省二郎を、マスタリングエンジニアには米NY、スターリング・サウンドのランディ・メリル(Randy Merrill)を起用。バンドの演奏を生かしたオーガニックなロックサウンドに仕上がっている。
『ENTERTAINMENT!』に続いて7月にリリースが予定されている〈連続2タイトルリリース〉の第2弾アルバムは、どんな内容になっているのだろうか? 2作目への期待が早くも高まる。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2022年4月8日(金)
フォーマット:ダウンローディング
販売プラットフォーム:iTunes Store ほか
価格:2,500円(税込)
TRACKLIST
1. エンタテイメント!
ENTERTAINMENT!
2. 愛が分母
LOVE
3. この道(Additional Recorded Version)
BLUE SKY
4. 街空ハ高ク晴レテ(Additional Recorded Version)
CITY BOY BLUE
5. 合言葉
SAVE IT FOR A SUNNY DAY
6. 新天地
SWEET REFUGEES
7. 東京に雨が降っている
RAINY DAY IN TOKYO
8. 悲しい話
JAMMING
9. 少年は知っている
BOYS KNOW WHY
10. 茨の道
ALL OUR TRIALS
■ミュージシャンクレジット
THE COYOTE BAND
ボーカル/ギター/キーボード:佐野元春
ドラムス:小松シゲル
ベース:高桑圭
ギター:深沼元昭/藤田顕
キーボード:渡辺シュンスケ
■プロダクションクレジット
Produced by Moto ‘Lion’ Sano
Co-produced by 大井 ‘スパム’ 洋輔
Recorded & Mixed by 渡辺省二郎
Mastering Engineer: Randy Merril
Production Management: 大本和典
Artist Management: 松永ひろみ
2022 © M’s Factory Music Publishers
PROFILE: 佐野元春
1956年、東京生まれ。80年、レコーディングアーティストとして始動。83〜84年の米NY生活を経た後、DJ、雑誌編集など多岐にわたる表現活動を展開、92年、アルバム『Sweet 16』で日本レコード大賞アルバム部門を受賞。2004年に独立レーベル〈DaisyMusic〉を始動し現在に至る。代表作品に『SOMEDAY』(1982年)、『VISITORS』(84年)、『Sweet 16』(92年)、『FRUITS』(1996)、『THE SUN』(2004年)、『COYOTE』(2007年)、『ZOOEY』(2013年)、『BLOOD MOON』(2015年)、『MANIJU』(2017年)がある。