毛玉が“RPG”のリリックビデオを発表した。
黒澤勇人を中心とするうたものバンド、毛玉。2021年に〈2020年の停滞と奮闘の記録〉を刻んだ4作目『地下で待つ』を自主リリースした彼らが、同作から“RPG”のリリックビデオを公開した。
“RPG”のリリックビデオは、まるで架空のアニメのエンディングテーマソングのような演出がなされた、かわいらしい作品に仕上がっている。監督は、〈謎のアニメーション作家〉だという田原彦彦が担当した。
“RPG”では、バンドでコーラスや鍵盤を担当する岸真由子が黒澤に代わってメインボーカリストを担っており、毛玉の他の曲とは一味違う世界が展開されている。
さらに、毛玉はニューシングル“まちのあかり(lofi hip hop arrange ver.)”をリリースした。
“まちのあかり(lofi hip hop arrange ver.)”は、サードアルバム『まちのあかり』(2019年)の表題曲“まちのあかり feat. その他の短編ズ”をリアレンジしたもの。ローファイヒップホップから影響を受けたアレンジが施されており、原曲よりもテンポが落とされている。
原曲のその他の短編ズに代わって、こちらでも岸がメインボーカリストを担当、彼女が全編で歌っている。一方で、その他の短編ズは朗読パートに参加しており、原曲と差異がパラレルな世界を描き、両曲のちがいが楽しめる。
“まちのあかり(lofi hip hop arrange ver.)”では、ボーカルの録音とマスタリングを西村曜(スタジオクルーソー)が担当した。また、ジャケットは、「フォビア」や「夫のちんぽが入らない」で知られる漫画家のゴトウユキコがイラストを描き下ろした。
“まちのあかり(lofi hip hop arrange ver.)”の配信リンクはこちら。
明日4月9日(土)には、東京・表参道のWALL&WALLで毛玉の2年半ぶりのライブ〈毛玉の毛玉13「地下で待つ」リリースパーティー〉が開催される。当日、毛玉には、ゲストとしてスティールパン奏者の高島正志(ラグランジアン)が参加することが発表された。会場では、今回初めてCD化され、ボーナストラックが1曲追加された『地下で待つ』が販売される。ライブは有料配信も行われるので、ぜひチェックしてほしい。
LIVE INFORMATION
毛玉の毛玉13
「地下で待つ」リリースパーティー
2022年4月9日(土)東京・表参道 WALL&WALL
開場/開演:17:30/18:00
出演:毛玉/井戸健人/SaToA
http://wallwall.tokyo/schedule/20220409_kedama/
■チケット
前売り:3,000円(ドリンク代別)
販売期間:2022年3月7日18:00〜2022年4月8日(金)23:59
※入場時の混雑を避けるため、WALL&WALLではドリンクチケット代込の前売り券をZAIKOにて販売させていただいております。前売り券をご購入いただきますと、入場時のドリンクチケット代はお支払いいただく必要がございません
ストリーミング:1,500円
販売期間:2022年3月7日18:00〜2022年4月12日(火)17:30
※アーカイブは2022年4月12日(火)23:59までご覧いただけます
https://wallwall.zaiko.io/_item/346616
PROFILE: 毛玉
ボーカル&ギター:黒澤勇人/ギター:深田篤史/キーボード&コーラス:岸真由子/ベース:石黒健一/ドラムス:露木達也
ゲスト:高島正志(スティールパン)
黒澤勇人を中心に集まった、うたものバンド。2012年結成。佐々木敦主宰のHEADZ/WEATHERより3作のアルバムを発表。2021年4月に4枚目のアルバム『地下で待つ』を配信で自主リリース。