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現時点での最新オリジナル作となる3年ぶりのソロ・アルバム。宮野弦士や福田直木、澤田かおりら新世代との手合わせも交えながら安定の歌世界を気負いなく披露している。キャリアの始まりを振り返る“Omotesando’83”など年輪を重ねたからこその瑞々しさも光る。
来たる2023年へ向けて林哲司の総監修で進んでいる〈杉山清貴&オメガトライブ 40周年プロジェクト〉の第2弾作品。“君のハートはマリンブルー”などで知られる84年のセカンド・アルバムを丸ごとリミックスし、新旧リスナーへと届けるべく時代感をチューニングした一枚だ。
こちらは杉山とは直接関係ないものの、1986オメガトライブ~カルロス・トシキ&オメガトライブ期の楽曲を集大成したリミックス・ベストがちょうどリリース。アレンジャーの新川博が総監修し、“君は1000%”や“アクアマリンのままでいて”などにさらなる洗練を施している。