私的に現代ジャズで敬愛するギタリストの1人、ジュリアン・レイジの2022年作。ジャズ~カントリーなどアメリカーナの文脈を継ぎ昇華させるべき前作同様ホルヘ・ローダー(ベース)、デイヴ・キング(ドラムス)のトリオ編成に鬼才ビル・フリゼール(7曲)が参加。過去にデュオ・コンサートやジョン・ゾーンが考案プロジェクトなどで共演してきた2人のカルテット作! 有機的なインプロヴィゼーションと小編成の機能美を併せ持つ〈問い〉であり、エレクトリック・ギターに〈答え〉があった。オリジナル10曲、感電必至1枚! ええやんええやん。