第1期の集大成となるセルフ・タイトル作から3年ぶりとなる通算6作目は、新たなドラマーを迎え、レーベルも移籍してのリリース。いつにも増して作り込まれた印象の音像にはもちろんパンデミックも影響したのだろう。ゆったりと展開していく“Friday Film Special”や主旋律が強い印象を残す“Saturnine”などを聴くと、やはりライヴへの期待値が高まるというものだ。