(左から)ジョン・スコット、クリス・アイリングワース、ニック・ブラッカ

UKのピアノトリオ、ゴーゴー・ペンギンが2024年1~2月に6年ぶりの単独来日公演を開催した。その際、3人に東京のTOWER VINYL SHIBUYAへ足を運んでもらって選盤を依頼、Mikikiはそれを元にインタビューをおこなった。松永良平(リズム&ペンシル)が聞き手となって、それぞれがお気に入りレコードやアナログにまつわる話を披露。4月5日に配信EP『From The North - GoGo Penguin Live In Manchester』をサプライズリリースした彼らが、ルーツとなる音楽やレコード文化についてたっぷりと語ってくれた。 *Mikiki編集部

GOGO PENGUIN 『From The North - GoGo Penguin Live In Manchester』 XXIM/ソニー(2024)

 

母や青春の思い出が刻まれたレコード

――誰から始めます?

クリス・アイリングワース(ピアノ)「じゃあ、僕から。レッド・ツェッペリンの『III』(70年)は、子供の頃はクラシック音楽ばかり聴いていた僕が初めて出会った、ロックバンドの音楽だった。

LED ZEPPELIN 『Led Zeppelin III』 Atlantic(1970)

ピアノを弾き始めたのは8歳で、兄はラジオから流れるポップスが好きだったけど、僕はそんなでもなかったんだ。それよりも自分の勉強になるという理由でクラシックを聴いていた。だけど、母は青春時代に聴いていたディープ・パープルやレーナード・スキナード、レッド・ツェッペリンがずっと好きで、レコードを手放さずにいたし、よくプレイヤーでもかけていたよ。だから、レコードをかけたときのプチプチいうノイズは子供心に印象に残っていたな。

それから数年後、僕は音大に進学し、引っ越すときに母が自分のレコードをたくさんくれたんだ。そのうちの1枚にこれがあって、今も見るたびにあの頃のことを思い出すんだよね。聴いて思い出すこともあるけど、やっぱりこのジャケットが子供心に魅力的だった。中の円盤にプリントされている柄が全部見れたらいいのに、って思ってたんだ(笑)。

そういう思い出深いレコードであると同時に、バンドでプレイすることへの興味を掻き立ててくれた1枚としても僕にとってはすごく大きな意味を持つ。クラシックの演奏っていうのは、自分だけの世界なんだ。クラシックでは僕はピアノだけを弾いていればよかった。だけど、バンドの音楽を聴くようになり、僕はベースの練習も始めた。ピアノよりもベースをやってたほうが、ギタリストの友達を誘ってバンドを組みやすくなるんだよね」

――この『III』のサウンドについては、どう感じてました?

クリス「その頃聴いていたどんな音楽ともまるで違ってた。父や兄は流行りのポップミュージックが好きで、僕がロックバンドの音楽に目覚めたことに気づいたのは母だけだった。母と一緒によくロックのレコードを聴いたよ。

このアルバムの1曲目“Immigrant Song”からは、ただただ猛烈にストレートで、か弱さなんてかけらもない、ものすごい力強さを感じてた。たくさんの音楽を聴くようになると、そうやって記憶に残るレコードは限られてくるよね。でも、このアルバムは今でも僕の家族や実家での時間を懐かしく思い出させてくれるんだ」

 

生音と電子音の融合

――次のセレクトはマッシヴ・アタックの『Protection』(94年)ですね。

MASSIVE ATTACK 『Protection』 Wild Bunch/Circa(1994)

クリス「『Blue Lines』(91年)も『Mezzanine』(98年)も大好きなんだけどね。セカンダリースクール(イギリスで11歳から16歳まで通う学校)に入ってから、グラフィックデザインの勉強を始めた。デザイン科の先生とは卒業後もずっと仲がよくて、彼からマッシヴ・アタックを筆頭に、たくさんの音楽を教わったんだ。

『Mezzanine』のCDを買ったとき、CDのジュエルケースを開けたらアートワークは全部白黒で統一されていたのに、CDの盤は鮮やかなオレンジ色だった! そのコントラストに圧倒されて、音楽を聴く前からこれはとんでもない作品だとわかったんだよ。

『Protection』は、その頃に僕が聴いていたニルヴァーナ、スマッシング・パンプキンズ、レッド・ツェッペリンみたいなロックミュージックとはあらゆる意味で完璧に別物だった。マッシヴ・アタックこそが、僕をエレクトロニックサウンドに導いた最初のバンドだったんだ。ただし、完全にプログラムされた電子音楽ではなく、彼らはギタリストを起用していたし、生音とエレクトロニクスのミクスチャーであることが僕には重要だった。彼らやアンダーワールド、プロディジーなどを通じて、シンセサイザーとバンドサウンドを融合させて、どうやってあんなすごいサウンドを出せるのかに興味を持つようになっていったんだ。

いちばん好きなバンドはどれですか?と今でもよく質問されるけど、マッシヴ・アタックとアンダーワールドのどちらかひとつなんて選べないよ」

 

久石譲の曲をピアノで弾いて息子に聴かせてるよ

――3枚目は、なんとDJ KRUSHの『覚醒』(98年)。

DJ KRUSH 『覚醒』 ソニー(1998)

クリス「さっきこれを見つけたのはニックだけど、僕に譲ってくれたんだ。

DJ KRUSHを聴いたのは、リミックスアルバム『Code4109』(2000年)が最初かな。彼の音楽はとてもエクスペリメンタルだった。それ以前に、ビースティ・ボーイズやナズ、ザ・ルーツなどアメリカのヒップホップは大好きでよく聴いていたけど、日本の音楽を知る入り口になったのはDJ KRUSHだった。僕が日本に来るようになるよりもずっと前の話。とにかく、それまでに聴いたこともない、誰にも似ていない音楽だと思った。

僕はグラフィックデザインを専攻していたから、彼のアルバムジャケットにもぶっ飛んだ印象を持った。さっき話したデザイン科の先生は授業中にいろんな音楽をかけてくれる人だったんだけど、そのリストにDJ KRUSHもときどき入っていたんだ。その授業に出ることで、新しい音楽をいろいろ知ることができたんだから、ワクワクしたよ。クラスには30人くらいいて、DJ KRUSHが好きなのは僕と先生の2人しかいなかったと思う(笑)。おかしな音楽が流れてるからみんな困ってたんじゃないかな」

――「カウボーイビバップ」と「となりのトトロ」のレコードもピックアップしてましたよね?

SEATBELTS 『Cowboy Bebop』 Milan(2020)

久石譲 『となりのトトロ サウンドブック』 アニメージュ(1988)

クリス「そうなんだよ(笑)。日本の音楽に興味を持ったのと同時に、日本のアニメも気になりはじめた。僕らのサウンドエンジニアのジョー(・ライザー)がこういうのが大好きで、夜中に『カウボーイビバップ』を一緒に見たりするようになった。あんなすごい番組はイギリスには存在しない。音楽もありえない感覚のミクスチャーで、シーンごとに流れる10秒とか20秒くらいのパーツに〈何だこれ?〉と耳を奪われてしまうんだ。

『となりのトトロ』は、4歳になる僕の息子へのお土産に買って帰ろうかなと思ってね。妻も僕もジブリの作品は大好きで、『トトロ』と『千と千尋の神隠し』が彼女のフェイバリット、息子も『トトロ』が好きになった。久石譲さんの楽譜集を見つけたから、ピアノを弾いて聴かせているよ。このサントラ盤レコードがきっかけになって、息子もレコードが好きになったらいいんだけど(笑)」

 

兄の形見のギター

――続いて、ニックさんのセレクトです。

ニック・ブラッカ(ベース)「僕の1枚目は、とてもマンチェスターっぽいチョイスだよ(笑)。

ザ・スミスは、僕のオールタイムフェイバリットバンド。ゴーゴー・ペンギンのサウンドとザ・スミスはまるで似ていないからビックリされるかもしれないけどね。

僕は兄の影響で音楽を聴きはじめた。兄弟の末っ子なんだ。兄はマンチェスターのインディーバンドが大好きだったし、兄がいたから僕も楽器を始めたようなもの。本当は『Meat Is Murder』(85年)がいちばん好きなんだけど、この『The Queen Is Dead』(86年)も同じくらい素晴らしいアルバムだよ。

THE SMITHS 『The Queen Is Dead』 Rough Trade(1986)

僕がベースを弾く参考にしていたインディーバンドは、ジョイ・ディヴィジョンがそうであるようにすごくシンプルなベースラインが多かった。でも、ザ・スミスでアンディ・ルークが弾くラインは、もっと洗練されていて難しかったから、それを追うことが僕のレベルアップにつながったんだ。

何より僕が彼らを好きだったのは、マンチェスターのバンドだったから。ジョニー・マーは今もあの街に住み続けているしね。僕の兄は2年前にガンで亡くなってしまったんだけど、兄が持っていたフェンダー・ジャガーのジョニー・マー・シグネチャーモデルは、僕が形見として受け取った。僕のいちばん大切な宝物だよ。

ザ・スミスを聴くと、今もたくさんの感傷的な思い出がよみがえる。だから、僕にとってはずっと重要なバンドであり続けているんだ」

 

10代を過ごした90年代という最高の時代

――ニックさんの2枚目は、ビースティ・ボーイズ『Ill Communication』(94年)。

BEASTIE BOYS 『Ill Communication』 Grand Royal/Capitol(1994)

ニック「ヒップホップが大好きなんだ。少年時代に多大なインスピレーションをもらった。なかでもビースティ・ボーイズは重要だった。10代の頃、よく遊びに行ってた友達の家に、『Check Your Head』(92年)があったんだ。あのジャケットが大好きだった。道端に3人が座ってて、脇にギターのケースが置いてあるあの写真がクールだよね。

アルバムを聴くと、ヒップホップの曲、パンクの曲、インスト曲がごちゃ混ぜに入っているけど、1枚のアルバムでひとつのバンドがこんなにいろんなスタイルの音楽をやってることがすごいと思った。それまでは彼らのことをよく知らなくて、白人ラッパーの3人組だと思ってたんだ。まさか自分たちで演奏もしてるなんてね。その事実が僕に与えた影響は大きいよ。だから、本当は『Check Your Head』を紹介したかったけど見つからなかったんで、『Ill Communication』で。もちろんこれも最高のアルバムだよ」

――3枚目はア・トライブ・コールド・クエスト『The Low End Theory』(91年)。

A TRIBE CALLED QUEST 『The Low End Theory』 Jive(1991)

ニック「当時のヒップホップでは、サンプリングのカルチャーが大きな影響力を持っていた。そのおかげで、僕はジャズを知ったようなものなんだよね。

ア・トライブ・コールド・クエストの前に、コンピレーション『Red Hot + Cool』(94年)がテレビ番組で紹介されていて、それが入り口になった。ロン・カーターがフランスのラッパー、MCソラーと共演していたり、アリス・コルトレーンが参加していて。そういう作品やヒップホップのサンプルを通じて、元ネタであるジャズをもっと知りたくなったんだ。

そして、この『The Low End Theory』にはロン・カーターが参加している。当時、ジャズのサンプリングはたくさんされていたけど、彼のような有名ジャズミュージシャンが実際にスタジオに行ってウッドベースをレコーディングするのはありえないことだった。僕自身、ウッドベースを弾くから、このときのカーターのジャンルを超えた行動にはすごく勇気をもらったんだ。

90年代は、音楽と一緒に成長するにあたっては最高の時代だったと思う。そんなにたくさんのことがわかっていたわけじゃないけど、当時10代の少年としては感化されっぱなしだった。僕にとって大きかったのはトリップホップやドラムンベースのシーン。サンプリングカルチャーもそうだし、誰かと違うことをしようとする音楽が多かった。あの時代の音楽は、僕がミュージシャンとして生きようと思う手助けになったし、自分自身が何者なのかを今でも教えてくれるんだ」

クリス「すごい時代だったよね」

ニック「あの時代に育って、ああいう音楽を聴くことができたのは本当に幸運だった。そのおかげで、いろいろなタイプの音楽を受け入れることができるようになったんだから。97年の自分に再会させてくれる音楽っていうのは、懐かしさだけじゃなく、今でもすごく意味がある」

 

音楽の見果てぬ新しい領域

――最後はドラマーのジョンさん。まずはエイフェックス・ツイン『Selected Ambient Works 85-92』(92年)。

APHEX TWIN 『Selected Ambient Works 85-92』 R&S(1992)

ジョン・スコット(ドラムス)「僕はダンスミュージックに乗り切れないタイプだった。10代の頃に流行っていたレトロなタイプのディスコサウンドが好きじゃなかったんだ。

でも、友達がダビングしてくれたこのアルバムは違った。ダンスミュージックの様式はあるし、メロディアスなんだけど、甘ったるいボーカルはない。サウンドもずっと複雑だしね。エイフェックス・ツインでいちばん好きな作品かと言われたら違うんだけど、僕にとって、ダンスミュージックへの入り口になった作品といったらこれなんだ。そして、とてもメロディアスでありながら、彼のもっとエクスペリメンタルな作品へいざなうドアもちょっとだけ開いている」

――続いて、トータス『TNT』(98年)。

TORTOISE 『TNT』 Thrill Jockey/Pヴァイン(1998)

ジョン「トータスでいちばん最初に聴いたアルバムなんだ。すごくだらっとしてるんだけど、耳を奪われる。いろんな要素のミクスチャーになっていて、ジャジーなトーンもあって。〈ジャジー〉って形容詞はあんまり好きじゃないんだけどね。僕が好きなのは、開放的なドラムのサウンドと、ゆるいイントロ。エレクトロニックな要素もあるし、ロックもあるし、スパニッシュサウンドのようなものもあって、とても、とても興味深い奇妙なブレンドになっている。

このアルバムのおかけで、シカゴのシーンの全体像や、ジャック・パーカーというミュージシャンに興味を持つようになった。僕はマンチェスターで育ったけど、『TNT』を聴いて1、2年後くらいにリーズにあった学校に通うために引越した。あの街にはすごくいいDIYな音楽シーンがあって、シカゴの連中といいコネクションがあったんだよ。シカゴの面白いインディーバンドがよくやって来て、地元のバンドとツーマンでライブしていた。50人くらいしか入らない小さなパブとかだったけど、すごく意義のある音楽交流が行われていたんだ」

――最後はジョン・コルトレーン『Crescent』(64年)。

JOHN COLTRANE 『Crescent』 Impulse!(1964)

ジョン「彼の作品から1枚だけ選ぶなんて無理(笑)。だけど、これにする。このアルバムでのエルヴィン・ジョーンズのサウンドはすごい。あんなサウンドはそれまで聴いたことがなかった。

このレコーディングの半年後が『A Love Supreme』(65年)かな。あのアルバムよりも楽曲自体はストレートなジャズ寄りだけど、エネルギーはすでに充満している。エルヴィンのドラムがとにかく力強いし、長いベースソロに添って即興を重ねていく演奏が素晴らしい。この時期のカルテットの演奏には神秘的な要素すらあって、本当に引き込まれてしまうんだ。何かを前に進めていく力があるし、見果てぬ新しい領域を音楽で探したいのなら、それがここから聴こえてくると思う」

 

音楽を通じて他人との違いを知るのが大事

――さて、こうやってお互いが選んでいるレコードの話を聞いて、みなさんはそれぞれどんな印象を持ちました?

ニック「2人とも個性がよく出てるし、背景が面白いね。僕らはひとつのバンドだけど、3人の違う人間の集まりでもある。ある部分ではつながっているけど、ある部分は全然違う。それがすごくいい関係なんじゃないかな」

クリス「ジョンは加入してまだ間もないけど※、ずっと知っている間柄みたいな感覚もある。僕とニックは長い付き合いだし、音楽の話をずっとしてきた。ジョンの性格はまだそんなに把握していないけど、一緒に演奏することでよくわかるようになる、それが音楽のいいところだよね。ちょっとした会話や、もちろんあちこちをツアーすることもお互いを知るうえでは役に立つ。一緒に音楽を演奏することはそれぞれの持つ魅力を伝えるし、こうやって好きなレコードを言葉にする機会を持つことも、理解を深め合ううえではいい機会だと思う。僕はコルトレーンの大ファンってわけじゃなかったけど、ジョンがそんなに言うなら僕も好きになるかもって思う(笑)」

※編集部注 ジョン・スコットは2021年に加入した

――最後にもう一問。今日はレコードを選んでもらったんですが、〈レコードを買う〉という行為は、みなさんにとってどんな意味がありますか?

ニック「ストリーミングが全盛だし、その便利さから逃れるのは難しいよね。ポケットのなかにある小さなスマホで何でも聴けるわけだし。ただし、自分にとってこれは必要だと感じたアルバムは、ストリーミングで聴いていても、フィジカルを買いに行こうと思う。ストリーミングで失われてしまっている部分は多いよね。どうしても使い捨てっぽい聴き方になるというか。

本当にそのアルバムが好きなら、腰を落ち着けて一本の小説を読むように聴いてほしいし、僕らが今もまだアルバムを作ろうとしているのは、そんなふうに最初から最後まで音楽と付き合ってほしいと思うから。リアルな本とKindleの違いというか、アルバムという形式が好きだったら、アナログバージョンで持っておくということにはまだ意味があるんじゃないかな」

クリス「僕が再びレコードを買うようになったのは、新しい家に引越しをして、いいターンテーブルを手に入れたことで、レコードを聴く体験の素晴らしさをあらためて実感したからなんだ。ジャケットを含めたパッケージも美しいしね。レコードをジャケットから取り出して針を落とすのは儀式みたいなもの」

ジョン「ジャズのレコードは裏ジャケにライナーノーツが載っているよね。誰が演奏してるのか、どういう出自の音楽なのか、そこに書いてあることは重要な歴史なのに、サブスクではそこが失われている」

ニック「子どもの頃、街のレコード屋に行くときはいつも、お小遣いでアルバムを1枚買うことにしてた。いろんなレコードを見るんだけど、今みたいにスマホで調べたりできないから、ジャケットをじっと見てどれがいいかをずっと考えてたな。そうやって買って帰っても、ハズレだったりする(笑)。だけど、そのアルバムを1週間ずっと聴き続けると、そのうち好きになってくるんだ(笑)。だから、音楽とともに成長するって、いいものばかりを聴くだけじゃないんだよね」

クリス「子どもの頃はお金を貯めて自分にとって大切な1枚を買ったものだし、友達と学校で〈どの曲が好き?〉みたいな話をした。そういう関係がコミュニティを作っていったんだ。今サブスクで音楽を聴いていたり、これからレコードを聴くような若い世代の人たちと僕が個人的に話すことはあんまりない。だけど、ストリーミング経由だとしても、僕らがレコードで知ってきたのと似たような発見はあるのかもと思うんだ。音楽を聴くという行為は、個人的なことでもあるけれど、ときには周りの友だちと〈どのアルバムをかける? みんなはどう思う? この音楽は好きな感じ? 今この演奏のなかで何が起きている?〉と話しながら聴いてみるのもいいよね。

自分は誰かと似ているのか、それとも違うのかを知る。そして〈違う〉ってどういうことなのかを考える。そういうことがクールだし、大事なんじゃないのかな」

 


RELEASE INFORMATION

GOGO PENGUIN 『From The North - GoGo Penguin Live In Manchester』 XXIM/ソニー(2024)

■配信
リリース日:2024年4月5日(金)
配信リンク:https://sonymusicjapan.lnk.to/GoGoPenguin_FromtheNorth

■日本盤CD
リリース日:2024年5月22日(水)
品番:SICP31716 (BSCD2)
価格:2,750円(税込)

TRACKLIST
1. Wave Decay
2. Ascent
3. Friday Film Special
4. Everything Is Going To Be OK
5. An Unbroken Thread Of Awareness
6. You’re Stronger Than You Think
7. Parasite
8. Erased By Sunlight(日本盤ボーナストラック)

 


PROFILE: GOGO PENGUIN
イギリスのマンチェスターで結成された新世代ピアノトリオ。2012年、ゴンドワナから『Fanfares』をリリース、2014年に発表したセカンドアルバム『v2.0』が権威あるマーキュリー・プライズにノミネートされ世界的な注目を集める。2015年、ブルーノートと契約しアルバム『Man Made Object』(2016年)、『A Humdrum Star』(2018年)、『GoGo Penguin』(2020年)と2作のEP、リミックス作品を発表。〈アコースティックエレクトロニカトリオ〉としてコーチェラ・フェスティバル、アウトサイドランズ、ブルードット、SXSW、ボナルー等のフェスへ出演し、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールやNYのバワリー・ボール・ルームといった世界の名だたる会場でソールドアウト公演を行っている。2022年7月1日、XXIMよりデジタルEP『ビトゥイーン・トゥ・ウェイヴス』、2023年4月12日には新生ゴーゴー・ペンギンとして初のフルアルバム『Everything Is Going To Be OK』をリリース。メンバーはクリス・イリングワース(ピアノ)、ニック・ブラッカ(ベース)、ジョン・スコット(ドラムス)。2016年と2018年に計4回、2023年7月29日、フジロックフェスティバル’23に初出演を果たし、2024年1月31日(東京)、2月1日(名古屋)、2月2日(大阪)で6年ぶりとなる単独公演を行い日本の聴衆を圧倒した(招聘:SMASH)。
海外オフィシャルサイト:https://gogopenguin.co.uk/
日本オフィシャルサイト:https://www.sonymusic.co.jp/artist/GoGoPenguin/