マンチェスター発の新世代ピアノトリオ、ゴーゴー・ペンギンが初めてビルボードライブのステージに上がる。2025年3月3日(月)にビルボードライブ横浜、3月4日(火)と5日(水)にビルボードライブ東京で開催される今回の来日ライブ。マッドチェスタームーブメントをはじめ、ダンスミュージックがさまざまなジャンルと化学反応を起こす場所=マンチェスターで結成された彼らならではのダンサブルなジャズを体感できる絶好の機会だ。
2009年に結成されたゴーゴー・ペンギンは、ピアノ、ベース、ドラムスからなる3ピース編成のバンド。ジャズを基盤としつつも、クラシック、現代音楽、エレクトロニカ、テクノ、ポストロックといった多様な要素を融合させた独創的なスタイルで注目を集めてきた。
2012年リリースのデビューアルバム『Fanfares』でその才能が広く認知され、2014年の2作目『v2.0』では英国の音楽賞マーキュリー・プライズにノミネートされるなど、音楽シーンに新風を巻き起こし続けてきた。2023年にリリースされた最新アルバム『Everything Is Going To Be OK』では、レーベル移籍後初のフルアルバムということもあり、ピアノトリオであることの意味に立ち返った純度の高いサウンドを聴くことができる。
彼らの音楽性を特徴づけるのは、ピアノのクリス・アイリングワースが奏でる流麗な旋律、ベースのニック・ブラッカが織り成す重厚なリズム、そしてドラムスのジョン・スコットが生み出す躍動感あふれるビートだ。これらが融合して生まれる音楽は、アコースティックな楽器で演奏されながらも、エレクトロニックミュージックのような高揚感と身体性を持つ。
そして彼らの魅力は録音作品に留まらない。ライブバンドとしてのゴーゴー・ペンギンのパフォーマンスは、観客を音楽の渦に巻き込むエネルギーと美しさで満ちている。ダンスミュージックから影響を受けたビートは心地よく、そしてエモーショナル。トリオとは思えない音の厚みと、トリオ編成だからこその小回りの効くアレンジが両立するサウンドは、まさに唯一無二である。
直近に開催された彼らのライブをチェックしてみると、最新作の『Everything Is Going To Be OK』からだけでなく“Hopopono”や“Murmuration”などの名曲も披露されており、キャリアを俯瞰するようなセットになっていることが多い。ライブアレンジでアップデートされる曲もあるだけに、今回の来日公演も足を運んだステージによって異なるライブ体験ができるかもしれない。
ビルボードライブの上質な空間で、ゴーゴー・ペンギンの音楽がどのように観客に響くのか期待は高まるばかり。伝統と革新を兼ね備えた〈踊れるジャズ〉が、きっとあなたを未体験の音楽の旅へと誘うだろう。ぜひこの特別なライブで彼らが創り出す音楽の世界に浸ってほしい。
LIVE INFORMATION
GoGo Penguin
ゴーゴー・ペンギン
2025年3月3日(月)ビルボードライブ横浜
1stステージ
開場/開演:16:30/17:30
2ndステージ
開場/開演:19:30/20:30
https://www.billboard-live.com/yokohama/show?event_id=ev-20296
2025年3月4日(火)、5日(水)ビルボードライブ東京
1stステージ
開場/開演:16:30/17:30
2ndステージ
開場/開演:19:30/20:30
https://www.billboard-live.com/tokyo/show?event_id=ev-20297
■チケット代金 ※飲食代金別
【横浜公演】
DXシート カウンター:12,100円
S指定席:12,100円
R指定席:11,000円
カジュアル センターシート:11,600円(1ドリンク付)
カジュアル サイドシート:10,500円(1ドリンク付)
【東京公演】
DXシート DUO:26,400円(ペア販売)
DUOシート:25,300円(ペア販売)
DXシート カウンター:13,200円
S指定席:12,100円
R指定席:11,000円
カジュアル:10,500円(1ドリンク付)
※本公演はClub BBL会員、および一般販売をWEB受付のみ実施いたします
※法人会員は電話にてご予約承ります
■メンバー
ニック・ブラッカ(ベース)
クリス・アイリングワース(ピアノ、キーボード)
ジョン・スコット(ドラムス)