90年代から活躍するヴェテラン・ミニマリスト、スチュワート・ウォーカーの実に7年ぶりとなるオリジナル・アルバムは、一時代を築いた自身の運営するペルソナ発ではなく、新興のムンド・レコーディングスからのリリース。さまざまな楽器(日本の琴も!)を用いて制作したというサウンドはテクノ一辺倒から間口が広がった印象で、エレクトロニカやインディー・ダンス方面の新たなリスナーにも受け入れられそう。

スチュワート・ウォーカーの2014年の〈Boiler Room〉ライヴ映像