2020年の『Disco』でまたしても大きな成功を収めたカイリーから3年ぶりのアルバムが到着。キャッチーなフックのリフレインがクセになるロストボーイ作の先行シングル“Padam Padam”のヒットを受け、今回もさまざまな時代のディスコ~ダンス・ミュージックを取り込んだ妖艶な振る舞いとテンションをキープしたアップリフティングなサウンドの奔流でアッという間に聴き終わる痛快さ。馴染みのビフ・スタナードが7曲をプロデュースし、カットファーザーらデンマーク勢もサポートしている。オリヴァー・ヘルデンスとの“10 Out Of 10”も収録。より自由にカイリーにまみれたいリスナーに向けた作りが印象的だ。