前作『Process』が高く評価されたロンドンのシンガーによる6年ぶりの2作目には、イェジ、ユセフ・デイズ、イベイーら多数のゲストが参加。特に4曲で参加しているエル・グインチョは制作初期にメンター的な役割を果たしたようで、手数の多いリズムや温度低めの音作りにその影響を窺える。“Dancing Circles”などチリー・ゴンザレス的なエレガンスを湛えた楽曲も良い。