竹内アンナが2024年3月1日(金)にビルボードライブ東京、3月8日(金)にビルボードライブ大阪、3月20日(水・祝)にビルボードライブ横浜で〈竹内アンナ Billboard Live Tour 2024〉をおこなう。
竹内はロサンゼルス生まれ京都出身のシンガーソングライター。2018年、19歳の時にアメリカでおこなわれた〈SXSW 2018〉に出演し、同年リリースのEP『at ONE』でメジャーデビューを果たす。
ポップでキュートな歌声とジャンルに縛られない作曲センス、さらにジョン・メイヤーに影響を受けたという骨太なギタースキルを併せ持つ注目の逸材だ。
ライブに関していうと、彼女はステージによってサポートミュージシャンの顔ぶれや編成を大胆に変えるチャレンジ精神の持ち主。演奏者やアレンジによって歌唱が少しずつ変化し、同じ曲でも違う魅力を味わうことができる。
初のビルボードライブツアーでサポートを務めるのは、パジャマで海なんかいかないのメンバー、Bessho(キーボード)、Chloe(コーラス)、Haruna(ベース)、Seiya(ドラムス)の4名。昨年リリースの楽曲“生活”でフィーチャーした面々だ。
“生活”のレコーディング時、竹内はクリックを聴かずにセッションし、〈あぁ、わたし今音楽をしてる! 今生きてる!!〉という気持ちを味わったという。そんな彼らとの再会は、どんな音楽模様を描くのか。ビルボードライブツアーならではのアレンジは間違いなく用意されているはずなので、どの曲がどんなサウンドでパフォーマンスされるかにも期待したい。
また竹内は使用楽器によっても、放つパッションが変わる。そのカラフルさを感じたければ、彼女のTikTokやYouTubeショートに上がっているパフォーマンス映像や、自身が敬愛するK-POPやUSのヒット曲のカバー動画などをチェックしてみてほしい。
もし今回のツアーがジャズスキルを持つサポート陣によってジャジーなものになるなら、彼女はマーティンのアコギを使うだろう。はたまたアグレッシブな感じになるのなら、ギブソンのレスポールを使うだろう。後者の場合は昨年末に導入したという、白のレスポール・スタンダードがお目見えするかもしれない。
今回のサポートの布陣なら必ず各セットにソロ回しが準備されるはずだ。演奏者をひとりひとり紹介し、最後にきっと「私!」と竹内は自分を指名する。サポートメンバーと対等にソロを取るシンガーソングライターは稀有である。この瞬間は絶対に見逃してほしくないポイントとして挙げておきたい。
そして彼女はツアー最終日当日、3月20日にサードフルアルバム『DRAMAS』をリリースする予定だ。それを踏まえれば、本ツアーはその前哨戦の可能性もある。アルバムの収録曲が一足早く披露されるのかも気になるところ。
モードが変わるフェイズを迎えた今、普通のライブハウスでなくビルボードライブを舞台に彼女が何を提示するのかにも注目したい。アーティストにとって3枚目のアルバムは、それまでの自分を大きく更新する非常に大事な瞬間なのだから。
きっと新作でも新しい一面を見せてくれるだろう。その進化を前に、本ツアーを彼女の変わらぬ真価を味わう機会としてほしい。
LIVE INFORMATION
竹内アンナ Billboard Live Tour 2024
2024年3月1日(金)ビルボードライブ東京
1stステージ
開場/開演:17:00/18:00
2ndステージ
開場/開演:20:00/21:00
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=14713&shop=1
2024年3月8日(金)ビルボードライブ大阪
1stステージ
開場/開演:17:00/18:00
2ndステージ
開場/開演:20:00/21:00
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=14714&shop=2
2024年3月20日(水・祝)ビルボードライブ横浜
1stステージ
開場/開演:15:30/16:30
2ndステージ
開場/開演:18:30/19:30
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=14715&shop=4
サービスエリア/カジュアルエリア:6,500円/6,000円(1ドリンク付)
※本公演はClub BBL会員、および一般販売をWEB受付のみ実施いたします
※法人会員は電話にてご予約承ります
■メンバー
竹内アンナ(ボーカル、ギター)
Bessho(キーボード)
Chloe(コーラス)
Haruna(ベース)
Seiya(ドラムス)