ジャズ、R&B、ヒップホップを跨ぐ稀代のホーン奏者がコンコード・ジャズに移籍して放つ約6年ぶりの新作。ロバート・グラスパー、クリス・デイヴ、BIGYUKIら手練れの演奏者が集い、コモン、ジーン・ベイラー、ローラ・マヴーラなどが声を交えるなか、温もりや哀感を丁寧に表現する主役のトランペットや声が崇高に響く。PJモートンが歌う“Beautiful Day”の和み度も満点だ。