コラム

ホセ・ジェイムズ(José James)主宰レーベル〈Rainbow Blonde〉から、彼自身とベン・ウィリアムズ(Ben Williams)の新作が登場!

RAINBOW BLONDE
ホセ・ジェイムズの主宰レーベルから、本人とベン・ウィリアムズの新作が同時リリース!!

JOSÉ JAMES No Beginning No End 2 Rainbow Blonde/ユニバーサル(2020)

 ホセ・ジェイムズ主宰のレーベルで、昨年ターリを送り出していたレインボー・ブロンドにこのたびホセ自身も移籍。かつてブルー・ノートの門を叩いた記念作から約7年ぶりの続編となる『No Beginning No End 2』をリリースした。作品ごとにカラーを変えて幅広い才能を示してきた彼だが、今回はテーマや縛りはなく、過去最高にポップで軽やかな感触の楽曲と共に、これまでに培ってきたシンガー・ソングライターとしての魅力を素直に表した集大成的な作品となっている。ゲストにはレディシやアロー・ブラックといった本格派や、ローラ・マヴーラら個性的ヴォーカリストを迎え、彼らとの共演を心から楽しむような温かくスモーキーな歌声に満ちた内容だ。

BEN WILLIAMS I Am A Man Rainbow Blonde/ユニバーサル(2020)

 さらにレインボー・ブロンドからは、パット・メセニーや渡辺貞夫などに重用される気鋭ジャズ・ベーシスト、ベン・ウィリアムズの3作目『I Am A Man』もリリースされたが、彼もここで初めて自身の歌声を披露しているのが興味深い。クリス・バワーズやキーヨン・ハロルド、ジャマイア・ウィリアムスら同世代のサポートを得てジャズとネオ・ソウルの折衷を示しつつ、作詞作曲からストリングス・アレンジもこなした力作。こちらの才能にも引き続き注目すべきだろう。