ラップ・ゴッドの4年半ぶりの新作では自身のオルターエゴ=スリム・シェイディが復活。その〈死〉を冠しているものの先行曲“Houdini”から昨今のポリコレな風潮を笑い飛ばすように名指しで毒づきまくり、かつてのエミネム・ショウを彷彿とさせる面も。一方でジェリー・ロールが参加した“Somebody Save Me”など娘たちを想う曲もあり、真の姿も垣間見える。