ジョン・ランドールがプロデュースした通算10枚目のアルバムは、20年近く在籍したレーベルからビッグ・ラウドに移籍してのリリース。それに伴ってティーンの頃ぶりに故郷のテキサスでレコーディングを行うことができたそうで、そんな心持ちは強気なアプローチが後退した作品全体をオーガニックに包んでいる。パーカー・マッカラムとデュエットした“Santa Fe”が心地良い。