キャット・パワーの来日公演が開催される。
同公演は、2025年3月21日(金)に東京・豊洲PITにて一夜限りで行われる予定だ。
今回の公演は〈Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert〉と題し、2023年11月(国内盤は2024年4月)にリリースされたライブアルバム『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』を掲げたセットとなっている。
『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』は、キャット・パワーが2022年11⽉5⽇に英ロイヤル・アルバート・ホールで開催したコンサート⾳源を収録した作品。ボブ・ディランが1966年に⾏った⾳楽史上最も伝説的なライブの⼀つをカバーしたコンサートとして大きな注目を集めた。
ボブ・ディランによるコンサートは、実際はマンチェスターのフリー・トレード・センターで録⾳されたものだったが、誤った表記で1960年代末に出回った海賊盤の影響で『Royal Albert Hall』として広く知られるようになった。ショーの途中でアコースティックの編成からエレクトリックを取り⼊れたバンド編成に切り替えたボブ・ディランが、フォーク原理主義者のファンから「ユダ!」(裏切り者の意味)と叫ばれ、ロックンロールの歴史の流れを変えたと⾔われている。
その後、1998年に『The Bootleg Series Vol. 4: Live 1966, The “Royal Albert Hall” Concert』として公式盤がリリースされ、最も偉⼤なライブ作品の⼀つとして今も語り継がれている。
『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』は、そんな伝説のコンサートをキャット・パワーことショーン・マーシャルが、まるごとカバーした特別な作品だ。ボブ・ディランの偉⼤な⾜跡に敬意を表し、“She Belongs To Me”や“Ballad Of A Thin Man"などの代表曲を独⾃のスタイルでカバーしたライブアルバムとなっている。
キャット・パワーの来日公演決定にあわせて、ピーター・バラカンからのコメントも到着した。
ボブ・ディランのあの伝説の1966年の〈アルバート・ホール〉のライブを実際にアルバート・ホールで丸ごと再現したキャット・パワーのライブアルバムはぼくにとって2023年のベストの⼀つでした。アクースティックの前半、バンドを従えた後半の構成も曲順もディランと⼀緒ですが、歌の解釈は⾒事に彼⼥のもので、バンドの演奏も丁寧で抜群です。それを⽣で聞くのは今からめちゃくちゃ楽しみです。
キャット・パワーにとって特別な作品が、一夜限りではあるが日本の地で再現される。ボブ・ディラン好きも必見のステージを、ぜひお見逃しなく。
LIVE INFORMATION
Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert
2025年3月21日(金)東京・豊洲PIT
開場/開演:18:00/19:00
■チケット料金
プレミアム席:16,000円(最前ブロック)
S席:14,000円
A席:12,000円
※入場時ドリンク代別途必要
※入場整理番号付
※未就学児(6歳未満)入場不可
※車いすをご利用の方はチケットをご購入前に、キョードー東京チケットセンター(0570-550-799 平日11:00-18:00、土日祝10:00-18:00)までご連絡ください
※公式チケット販売事業者以外の転売サイト等でご購入されたチケットに関しましては、入場の保障や、電子チケットへの振替等は対応致しません。会場への入場にはチケットが必要となり、購入履歴等での入場はできません
■チケット販売スケジュール
プレイガイド先行(先着):2024年11月27日(水)12:00〜2024年12月6日(金)23:59
一般発売日(先着):2024年12月7日(土)10:00〜
問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799(オペレータ受付時間:平日11:00〜18:00、土日祝10:00〜18:00)
主催・招聘・企画制作:KYODO TOKYO/EVENTIM LIVE ASIA
協力:BEATINK
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