ジャスティン・ヴァーノンナショナルも支持するブルックリン在住の女性シンガー・ソングライター。セルフ・プロデュースによるこの4作目は、前作の延長上にあるオルタナティヴフォーク作品だが、ピアノや打ち込みを導入するなど新味も感じさせる。気怠さとエモーションを併せ持ったヴォーカルが素晴らしく、キャット・パワーヴァシュティ・バニアン好きにぜひ聴いてもらいたい一枚だ。