突破したい
――カラフルなアルバムのなかでラスト2曲の流れが効いている感じで、最後のエモーショナルな“Walk”は特に重要な曲のように感じました。
ナオ「私が要望を出させてもらった曲です。もともとボカロPのOrangestarさんの曲みたいに〈こういうエモーショナルな楽曲が歌いたいです〉って話して出来上がったんですけど、歌詞をいただいたら“MUST GO”に繋がる雰囲気を感じて。実際にスタッフさんからも“MUST GO”のアンサーソング的な位置付けの曲だと教えてくださって。だから、ダンスの構成やフォーメーションとかも“MUST GO”とリンクする形で仕上げました」
アイカ「歌割もほぼ一緒になっていて」
モモチ「これは一回レコーディングして、後日レオナのロングトーンのところを地声で録り直したんですけど、スタッフさんから〈他に録り直したいところある?〉って訊いてくださったので、ライヴで披露した後で〈伝え方を変えたいな〉って思い直した部分を力強く歌って録り直していただいたんですよ。今回のアルバムの作り方だからこそできたことだし、この曲にかける思いの強さはみんなあったと思います」
アイカ「最初に録った時のラフミックスを聴いたら自分の歌が嫌すぎて、〈このままだと“Walk”嫌いになっちゃう!〉って思って。それでスタッフさんに相談して、他の曲をレコーディングする機会に録り直させていただいて。うちの歌詞に〈クソッタレ〉があるんですけど」
――ここ、強くていいですよね。
アイカ「そうなんです。でも、最初は本当に弱っちい感じだったんですよ。でも録り直して強い〈クソッタレ〉が録れたので、注目して聴いてほしいです(笑)。いまは大好きな曲になりました」
レオナ「私はロングトーンのパートを最初は裏声混じりで歌っていたんですけど、それじゃ力がないから、録り直すにあたって〈地声で出して〉って言われて。昔は出るか出ないかだったのが、ライヴで“MUST GO”を重ねるごとに高い音もミックスで出るようになって、今回の録り直しでも個人的には成長を見せられたかなって思います」
ナオ「リリース前から歌う機会がけっこうあって、テイマーじゃない方も〈良い曲だね〉って言ってくださることもあって、いろんな人に届く曲なんだなって嬉しくなりました。“MUST GO”のようにモンアイにとってもテイマーにとっても大切な曲になっていくと思います」
――はい。この充実したアルバムが出て2024年は終わりますが、新年はどんな年にしていきたいですか?
モモチ「2024年はどうしても〈やらねば〉で駆け抜けてきて、そうやって走ったおかげで良いアルバムを作っていただいて、モンアイらしさも出来上がってきた気がしていて。2025年はそうやって作った土台を盤石にして、個人でもグループでも磨き上げていく年だなと思っています」
レオナ「もっと自分たちの色を出していきたいです。4人体制になって時間も経ったから、この一体感をパフォーマンスにもっと活かせるんじゃないかなって思ってて。私たちのすべてが表現できるアルバムも出来たし、完成度を上げて良いステージを作りたいです」
アイカ「現実的に、やっぱりモンアイになって動員数が明らかに減っちゃってるので、逆に豆柴の時より増えるぐらいになるように、本当にがんばる年にします」
――そこは巻き返していきたいですね。
ナオ「そうですね。私たちは可愛い曲もかっこいい曲も大人っぽい曲も同じバランスであるので、自分たちがスキルアップしてその振り幅をちゃんと表現できれば、その強みも増していくと思うし、2025年はいまの状況を一緒に突破して、もっといろんな人にモンアイやこのアルバムを知ってもらえるようにがんばっていきたいです」
BACK-ONの2021年作『Still B/O』(cutting edge)
左から、豆柴の大群の2020年作『スタート』(TOWER RECORDS)、同2021年作『まめジャー!』、同年のミニ・アルバム『WOW!!シーズン』、2023年作『MAMEQUEST』(すべてavex trax)、都内某所の2023年作『WHERE ARE YOU GOiNG?』(cutting edge)、豆柴の大群の2023年のシングル『ぷりぷり/Sing Along Time!』、豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOLの2024年のシングル“わんダーらんど”(共にavex trax)