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深化し続ける金延幸子の歌世界へと誘う3枚

金延幸子 『み空』 URC/ソニー(1972)

もはや説明不要の和製フォークにおける名盤だが、今回のレア・トラックス+2を聴くといくつものトライ&エラーを経て、超然たるシンプリシティーに辿り着いたのだとわかる。収録曲“青い魚”が映画「PERFECT DAYS」の挿入歌になったことも近年のトピック。

 

金延幸子 『Sachiko』 ビクター(1999)

新年に初めてアナログ盤化される99年作。アジア~アラブのエスニックな音階と当時のクラブ・ミュージックを吸収したプロダクションで編まれたサイケデリックな歌世界は、いま聴いても新鮮。アルージ・アフタブなどのリスナーにも再発見されてほしい。

 

金延幸子 『Fork in the Road』 コロムビア(2023)

久保田麻琴の監修で、ASA-CHANGや幾何学模様のメンバーらが演奏を加えて、同タイトルの98年作をリワーク。ビートリッシュなコード進行で幻想的なムードを作り出す“I Need You”、バレアリックな“Everyday Friday”など良曲多し。“み空”のレアなデモも収録。